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カイジ 人生逆転ゲーム (2009)
2009 / 10 / 22 ( Thu )
正直なんだかくやしいんだけど、クソおもしろい。原作コミックの妙味をもれなく仮借なく映像にしてしまおうと本気で取り組んでしまった結果がこれだよ。やっぱテレビ屋侮りがたし、といいますか。監督は佐藤東弥(佐藤純彌の息子)。これ一本での判断はアレですが、深作の息子よりクセがなくて当たり前に撮っちゃうかんじがしました。大作請負人の血が引き継がれているのか…。なお脚本は大森美香。「ターゲットが明確でない=売れない、ヒットしない」ではなくて(作り手はンなこと云っちゃあイカンよな。愛なさすぎ)、そもそも原作や企画そのものが今日的すぎてヒットせざるを得ない状況だったのだ、とおもいます。かなり客入ってた。

カイジ 人生逆転ゲーム
藤原竜也がカイジ役。天海祐希がカイジを陥れるきっかけ作るサラ金の社長さん役。香川照之が利根川で、石田のおっさんが光石研っ・・・・!佐藤慶が会長っ‥‥!なんだかすごい。それだけで劇場に行く理由にはなる。筋立ては団子。エスポワール号で限定ジャンケンやって帝愛の地下帝国行って鉄骨渡りやってEカードやって、という展開。てんこもりなんで130分という尺があっちう間にすぎる。

なんかもうねえ、先に述べたとおり、原作を当ったり前に忠実に映像に落とし込んで、役者もそれにのった、っていうだけのことなんだが、もう愉しかった。そもそもフックのかたまり、パンチラインだらけのセリフがこれでもかと飛び交う原作をまんま置換させて(それが大森の仕事、だろ?)、藤原竜也が蜷川メソッドでペラペラ喋くる。もうそれだけで見世物になるっしょ?世間一般としては香川照之の、ラテックスかぶったようなブ厚い不敵なツラぁぶらさげて発する「勝たなきゃゴミだ」なんかに魂震わされることでしょう。おれもそう。きっとFラン文系私大のサークル呑みの席上で、クソ退屈な奴が、このk神セリフ「勝たなきゃゴミだ」を満面の笑みを浮かべて連発することでしょう。天海の「払えンの?どうなの?」も、無駄に嗜虐心が駆りたてられてイイかんじ。でも、それでいいんだよ。芸ってそういうもんだ。

コミック原作の映画化とか産廃のやまじゃないですか。なので貶すきマンマンで観てたらおもしろいとかさ。却って困るよね。…あたりまえにおもしろいことの、おそろしさみたいなものがマグマみたいに溜まってる。鉄骨渡りは、アニメの先例があるにしてもなかなかの緊張感だったし(すくなくとも『マン・オン・ワイヤー』よりハラハラした。あっちは聖、こっちは濁々だが)、それに藤原と天海とさ、確実に魂通いあった瞬間があって、けっこうなモンを見せて貰ったなとおもった。男子便所でのやりとりとか屋形船のトコとか。最底辺負け組とツンツンで高慢チキなアラホとの恋愛までいかんけど手前のエッセンスみたいな、そういう共鳴じみたものが垣間見えた。文句は要らん。格差喰いものにしたファンタジーで結構だ。こういうことすら出来ない演出家が多いきがするんだけどなあ。

カイジ 人生逆転ゲーム

(18日、ソラリス2にて)
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コメント
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>きっとFラン文系私大のサークル呑みの席上で、クソ退屈な奴が、このk神セリフ「勝たなきゃゴミだ」を満面の笑みを浮かべて連発することでしょう。

週末にそんな予感が・・・
by: なかむ * 2009/10/23 01:48 * URL [ 編集] | page top↑
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週末まで待ちきれず寝床で連発してるんだが・・・
by: ナーニカ * 2009/10/23 13:41 * URL [ 編集] | page top↑
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