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マイマイ新子と千年の魔法 (2009)
2010 / 01 / 12 ( Tue )
年明けからずーーーーっとテンション低くて。年明けて延々サケばっか呑んで、FF13やって(ほんで第4章あたりで心底嫌気さして放置して。泥酔しないとやってられない出来)、あと買い替えしたHDTVであえて画質のわるいDVDを観るという集いを個人的に、だいたい昨日まで続けてた。延々と。正直、逃げていた。先週観て、今週も観た。週末も観たい。感想なんて書けない。そして本作は、おもえば昨年度中に観ておきたかった。観ておけばきっと手前のベストに入ったのでは…?みたいな(一言で云えば大傑作なんだけど、いまだ咀嚼できていないという点では、コッチのほうにはいるのかも)。

マイマイ新子と千年の魔法
「オンナノコ映画・アニメ編」にぜったい入れざるを得ない、欠くことのできない大傑作『アリーテ姫』の片渕須直の新作。片渕といえば真の意味で宮崎駿の後継を名乗れる逸材であり、もうそれだけで無条件で喰らうしかないのだが、本作は『アリーテ姫』や『ユンカース・カム・ヒア』同様、おれみたいなクズ人間だけでなく万人が観るべきアニメ作品だったりする。

昭和30年代の山口県の片田舎を舞台に、空想癖があって元気いっぱいの小3のマイマイ新子ちゃん(声・福田麻由子!イージーに枕しちゃうようなプロパーどもには出せない真の映画女優の凄み含有)が、転校生ちゃんのキイコちゃん(声・水沢奈子!登場時の底なしの元気のなさと終盤の方言駆使した元気のよさの、このギャップ!たまんねえ)らと繰り広げる、なにげないファンタジー。安易に魔法だの、パワードスーツだの、ナヴィだの、出てこねえんだよ!出てこなくても、こんなにもリッチな異世界が眼前に広がる。ただ「よかったね」とか「たのしかったね」とか「なけたね」などという脳タリンな感想が出てきそうな作品とは一線画す。それらと真逆な、現実に立脚した苦味もきっちり嚥下させられる。

語り口がまず尋常じゃない。唐突なようで乗せられる。冒頭部、マイマイがだーいすきな、おじいちゃんがせせらぎ沿いのハンモックを治す。状況がさらりと語られ、おじいちゃんが喘息で咳き込む。強引に異物が混入、でもマイマイは大丈夫。観てるおれらも大丈夫。そんでスタート、乗っかった。以後、50年前の少女の生活と、その少女らの空想するそっから遥か1000年前の少女の生活が完全同期して、シームレスで進行する。先に述べたとおり、甘いだけの話しではない。冷たく苛烈な現実の前に少女を立たせるというのは傑作オンナノコ映画である証左。そして、ちゃんと希望携えて帰ってくる。見た目の名劇臭は、なんてことない。畳み掛けるようなテンポ感と作劇でそれらを打ち消す。じつはものすごくプログレッシヴでモダンな映画。ざっくりな印象なんだけど…黒田硫黄っぽくない?なんか、そんなきがした。一回目観て、やはり決死隊のカチコミ前後で滂沱。そして最後の草笛でも水分搾り取られた。二度目もそう。おもい出しただけで鼻腔と目蓋がヒリヒリする。きっと、三度目もそうにちがいない。

マイマイ新子と千年の魔法

(3日&10日、両日ともフォーラム4にて)
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