スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
かいじゅうたちのいるところ (2009)
2010 / 01 / 16 ( Sat )
困った映画だなあ…というのがとにかく感想。よくありがちな、幻想系児童文学~ヤングアダルト向けフィクションを大金かけてVFX駆使してイケメンとかカワイコちゃん配して派手目にえいやっと撮っちゃうような、そんな内容ではない。予告でもある程度予想ついたし、スパイク・ジョーンズだし…とおもったらやっぱこんな出来なのかよ!元ヨメのソフィア・コッポラのようなポーザーとは一線を画す美的センスとダウナー具合。よくもわるくも、落ち込んだ。めちゃくちゃ内省的なきにさせられる、海底のように沈鬱なキッズムービー。以下ネタ割れてる。対象年齢は0歳~∞歳。

かいじゅうたちのいるところ
シスターラビッツ(蘭々&安室)似のキュートな着ぐるみを身にまとうマックス君つう、母子家庭そだちのキッズがおって。基本的にひとり遊びが得意でさ、てゆか友達おらんの。ほんである夜、大すきなママが風采上がらないオトコ連れ込んだりしてて、あと冷凍コーンなんつう食い物以下のブツをママが喰わせようしたりして。イラっとしてやんちゃしたらば、あんなにやさしかったママが怒っちゃって(オトコの手前もあって)、どうしようもなくなってマックス君は家出してしまう。停泊中の小船に乗って、何度か昼夜を繰り返して、ついたところが、かいじゅうたちのいるところ。ちょうど御取込中だったんだけど、マックス君はピンチ切り抜けてかいじゅうたちの王様になってしまうのであった―。

以下、ジム・ヘンソンズ・クリーチャーショップの手による驚異的なアニマトロニクス技術(+VFX)とマペットというか着ぐるみというか、とんでもなく無邪気で奇怪でキュートなかいじゅうたちが飛んだり跳ねたり大暴れする。めちゃくちゃ表情豊かで、おそらくCGで手付けされているんだろうけど、まちがいなく着ぐるみなのに途方もない実在感。それだけでも見応えある。だけどまー単にそれだけだと、AFXの「ドンキー・ルバーブ」PVみたいな具合じゃないですか。そうではない枯れたムード、いっそ云ってしまえばジョン・アーヴィングのような、児戯にも似たちいさい輪っかのなかで、すきあっている同士なのにどうしようもなく互いを傷つけあってしまうという展開になっているかいじゅうたち。

そんなさなか絶対権力者としての王様たるマックス君が彼らに介入してなんとか和を取り成そうとすんのね。でもそんなん無理じゃね?…無理なんです。事態はまえより悪化。見るも無残な関係となり、たのしくもなく、きの利いた展開にはならず、結局はかいじゅうたちのいるところをマックス君は去る。他人のために自分が折れるということをしらないマックス君とかいじゅうたち。なけた。…なんで子ども向けの映画で、こんな打ちひしがれなければならないのか。とかおもった。描写もこわくってさあ…泥団子で戦争とか本気なんだもん。KWがフクロウを撃ち落とすトコとかも唖然とした。吹替で観たんだが、クリス・クーパーとかフォレスト・ウィッテカーが声あててんのか(もちろんきづかなかった)。劇伴もねえ…イチイチ卑怯だとおもった。

かいじゅうたちのいるところ

(15日、ムービーオン シアター4にて)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<senseless needless wild things | ホーム | cut a cash!!>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/2243-e0bdb8b7
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。