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ゴールデンスランバー (2009)
2010 / 02 / 28 ( Sun )
別段すきでもなんでもないけど、行きがかり上だったり諸々があってなんだかんだと中村義洋の映画を楽しみにしている(まあ、特定小説家の座付き演出家ってかんじですけどね…)。で、ようやく観たんだけど、ハリウッド然とした野心的な筋ながら、そこからいかに反れるかっていう慎ましさも無理に混在させている。結果、ふしぎな仙台市内観光&ソニー製品PR映画に。

ゴールデンスランバー
なんかしらんが仙台市内在住の堺雅人が、当局のデッチ上げで首相爆破犯に仕立て上げられてしまう。大学時代の同級生らの協力得て、狭い仙台市内をただ延々逃げまくる話し。途中で伊坂幸太郎らしい信頼だとかイメージだとか友情だとかビートルズがどうのこうのなどというノスタルジーだとかが塗されてゆく。てか、伊坂というひとの本読んだことないんでアレですが、これまで『アヒルと鴨のコインロッカー』やら『フィッシュストーリー』などとその辺りはおなじね。やはりどこかウソ吐くのが下手。けれど本作のウソはちょっと規模がでかい。首相殺害のバックグラウンド無視やいきなり市街地でバンバン発砲する当局(一言も喋らない永島敏行がハビエル・バルデムちっくで素敵)主人公と世間を賑わす連続通り魔(濱田岳。ユーモラスで雰囲気よし)との邂逅なんて…無茶してるなあとしか。

それでも観られるのは濱田岳や永島敏行、そして石丸謙二郎の演技が見応えあって宜しいというのもあるし、やはり土地を少なからず知っているからだろうな。たぶんよその、仙台の土地勘のないひとが観たら怒り狂うんではなかろうか。なんでこんなに都合がいいんだろう…って。それは堺を取り巻く一気に同窓会感覚の濃密で都合のよい人間関係や、小規模ながら騒乱罪や内乱罪、破防法にあっさり適用されそうなテロ行為を入院患者や専業主婦らが設えてしまえる段取り無視な都合のよい作劇だけではない。いま現在30歳くらいの連中がよ、ビートルズなんて大学時代に聴くか?まあ…好きなひとは聴くのかもしれない。カローラのCMソングも、知っているひともいるかもしれない。ただそれを一般化しきるのはどうなんだろう。なお絵コンテは奥山潔(チュウチュウ・コンビナート)。きもちのわるい吉岡秀隆が車両ごと爆破するシーンあたりワンカットで済ます即物的なかんじがして大変感動したし、永島敏行が吹っ飛ぶトコの戯画化された軽やかさもわるくなかった。

ゴールデンスランバー

(27日、ソラリス5)
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