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アサルトガールズ (2009)
2010 / 03 / 28 ( Sun )
妙な衒いや諦観を(ある程度)排除して、カラッとコミカルな内容・物語りを目指したものの、アプローチの仕方やフォーマットに変更はない。世界観含めて観たい画や鳴らせたいオトはこれまでの繰り返しなので、はっきりいってなにもかわっていない。むしろこれまでの押井守を自らの手によって貶めたというか、蔑ろにしたというような…とにかく幼稚な内容で最高です。

アサルトガールズ
なんというか…傑作『アヴァロン』の、本気の続編は作れないという諦めから逸脱したいと願っていても、結局はタイニーなパチもんみたいな劣化イメージものこらない。最早バンダイからカネ引っ張れるでもなく、伊藤和典がホン書いてくれるでもなく(ひょっとしたら押井は嫌々じぶんで脚本書いているのではなかろうかと訝しくおもうときがある。それほどまでに『イノセンス』以降ヒドイ。まあライツは欲しいんでしょうけど)、それ以上に押井が自ら実践してきた押井的なるものに倦んでいる…もう集中力も抜けて単純に飽きてしまっているという証左ではなかろうか。手癖でそれっぽいブツを撮る、それも気心知れた仲間同士と70分くらいの内容であれば多分難なくつくれるのだろう。知り合いになった女優と打ち上げできるしさ…。けれどそれは、マモラーのおれの観たかったものとはちょっとちがうきがする。

とはいえ、これまでの実写作品の、タイニーな総まとめ的作品なので愉しくないわけでもない。ポイント絞ってここぞ、というタイミングで出しゃばる巨大ガジェットやら、花火大会ばりのCG爆発やら惜しみないし(我慢する彼一流のタメ演出すら放棄)、また30分増しの100分オーバーの体感時間が味わえるまったりとした(多少あった緊張感すら消失)ダレ場も完備。中身それ自体はパイロット版みたいというか…これアニメだったらマジ『ヒカリアン』程度の時間で事足りる筋だが、本当に枝葉をつけないで強引にでも持たせきる点は、やはり一生付いて行くしかねーな、とおもわせるのに十分だ。しかしま、藤木義勝の存在でギリギリ成立してるってのも凄いんだが…。女優ではアオリ尻ナメの黒木メイサがグーだった。あと凛子りんの処理がさ、あんな昭和な不思議少女芝居つけるなんざ、やはり押井はオンナが描けない作家なのだと安堵した。

アサルトガールズ

(9日、フォーラム2)
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