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ハート・ロッカー (2008)
2010 / 03 / 30 ( Tue )
はたして本作は「悪質なプロパガンダ映画」で「とんでもない戦意高揚映画」なのか…いやおれ愚かなのでわからないが、たとえば批判する立場の某映画監督が(つか、ニコ動で件の音声入った動画DLしたけど再生するきもない)その一昨年公開された最新作で、描く努力も放棄したまま書割みたいな絵空事めいたショットと状況説明セリフで「アメリカ行って従軍しまーちゅ☆」とか云わせる事で、母親に向かって敬礼する画を盛り込んでハイおしまい!となるのだが、じゃあ貴方の立場ではそれでイイの!?っておもってしまう。戦意高揚でも消沈でもいいけど、せっかく映画で描くからにはガッツリ針だけは振れとけよ、とかおもってしまう。たしかに子どもの靴のショットとか小賢しいし、正義が空回りまくる筋は観ていて腹立たしい。だが…だが、大の大人がよ、山菜や松茸狩りに興じてるとおもえば、マイナスドライバー片手にテトラポットで牡蠣貝の密猟してるのだとおもえば、これって案外面白可笑しいのでは?ともおもってしまう。なのでプロパガンダ云々の遥か手前で、この映画は相当にチンケなのです。

ハート・ロッカー
2004年夏、イラクのバグダッド郊外。アメリカ陸軍ブラボー中隊の爆発物処理班では、任務中に殉職者が出たため、ジェームズ二等軍曹を新リーダーとして迎え入れることに。こうして、サンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵を補佐役とした爆弾処理チームは、任務明けまで常に死の危険が孕む38日間を共にしていく。しかし、任務が開始されると、ジェームズは遠隔ロボットを活用するなど慎重を期して取るべき作業順序や指示を全て無視し、自ら爆弾に近づいて淡々と解除作業を完遂するのだが…。

ってかんじでallcinemaの粗筋丸写ししてしまうんですけど、そんなもんすよ。本作でハッとするシーンは冒頭の、爆死シーンのみ!爆死までを舐めるように追う。波動でもって地面が漫画的描写で揺れる。背後でドッカン、キャノピー(っていわないのか)にパッと赤い花が咲く。…ここまでで結構です。あとはまあ、軍医が爆死したり、どっかのトッチャンが爆死したり、そんなもん。爆死爆死云ってて、おまえそんなにラルフ・バクシ好きなのかよ!と問われれば、ああそりゃ好きですよ!そりゃ『指輪物語』も『クール・ワールド』も。まあそんなかんじです。

本作で肝心なのは、タイムサスペンスから寸断されたサスペンス醸造のさまである。妙な緊張感を迸らせるためにキャスリン・ビグローは血道あげる。果たして爆弾処理のひとたちって技術職だから大目にみられているのか、軍紀から遠く離れた行動をする。身勝手に、じつにフリーにDVD売りを拉致して観光案内させたり(その手前でベッカムの内臓まさぐったりして大いに勘ちがいしたり)、本来任務から大幅にそれてオーパルパルな市街地を武装したまま練り歩いたり…。そして無駄にねちっこく描かれるバックヤード・プロレスの様ね!あのシーン演出してるときビグローLOVEずっきゅんな具合だったんだろうなあイイ歳して。プロパガンダ云々、やおい云々抜きにして、観ていてかなりウンザリした。あとさあ、横山宏先生はどうおもってんでしょうかね本作…。

ハート・ロッカー

(27日、フォーラム3)
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『ハート・ロッカー』お薦め映画
骨太な作品で、センチメンタルな表現は一切ない。今まであまり知られていなかった爆発物処理班の仕事において、彼らがいかに危険で過酷な状況の中、使命感を持って仕事を遂行しているかを知ることができる。 心をこめて作曲します♪【2010/04/02 00:28】
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