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フローズン・リバー (2008)
2010 / 04 / 04 ( Sun )
ちょっと驚いたのは、この映画の上映形態。たぶんDVDかなんかをプロジェクションして流してたのね。よく行く映画館がそんな真似するなんて…とか、正直面食らった(地元民ならわかるだろうが、シネマ旭のはす向かい、現酒屋の宮崎系の元映画館はおそろしいことに15年前の時点でビデオ投影だった。それを想起)。本編もビデオ撮りなんで違和感はないものの……とはいえ作品そのものはイニャリトゥ系の、けれどもっと実在感のある地味で殺気立って、でも腑に落ちる快作だった。

フローズン・リバー
博打狂いの旦那に生活費ともども逃げられた格好で、二人の息子に喰わすメシ代にも事欠きながら家屋やレンタルTV(いっちょ前にデカい)をも取られそうになって半分阿修羅の面相の白人のオカーサン(メリッサ・レオ)が、ひょんなことからおなじく食い詰めてた先住民族のシングルマザー(ミスティ・アッパム)と奇妙な共犯関係結んで、密入国者・密輸入品をアメリカカナダ間で行き来させるダーティビジネスをしてしまう、という筋。不法移民をボロいダッジのトランクに詰めて冬季間凍っている河を渡り行くことからこのタイトルになっている。監督は本作でサンダンスでのタラちゃんはじめ各地で絶賛されたコートニー・ハントというひと。

まず、典型的なクズ白人なんだろうなーとおもわせるオカーサンとその二人の息子、どこかに消えてしまったギャンブル狂の亭主、経済的な貧困、そんなんをかなりリアルに追う。続けざま居留地に住む、おなじく相当にクズでダメなモホーク族の女…旦那はフローズン・リバーの底で藻に絡まって出てこれないし、一歳の一人息子は部族で養われて自身はミニミニトレーラーハウス暮らし。イージーに銃構えて発砲してしまう彼の地の情況には安易に肯首できないが、ドン詰まりな二人出会ってしまって、業を成してしまうと止まらない。墨入りオバちゃんと近視ぽっちゃりがキワキワ破滅へまっしぐら。ローカルルールや現地相場なんかも観ていて愉しい要素で、瀬々敬久や井土紀州みたいな実録系ピンク映画みたい。脇の登場人物も丹念に追っている。ソツがなさ過ぎるきがするものの、素直にイイ!とおもってしまった。ラスト、微かな救いも品があってきらいじゃない。

フローズン・リバー

(3日、フォーラム2)
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