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バッド・ルーテナント (2009)
2010 / 04 / 05 ( Mon )
じっさいヘルツォークなんてしんないしさあ。んで、アベル・フェラーラのオリジナルも未見だし。大体フェラーラなんか家に『ドリラー・キラー』しかないし(まあさすがに『スネーク・アイズ』や『フューネラル』くらい何となく観てますが)。そんなこんなで観にいったんだが…めちゃくちゃ愉しかった。大好物の堕落した悪徳警官モノでありながらキュートなコメディだったり、胸躍る霊的ブレイクダンスが拝見できたり、(舞台が舞台だけに)黒人や娼婦が必要以上に蔑ろにされてたり、あと我らがニコちゃんの煮詰まり顔とキレ芸がタップリ堪能できたりとか…ホント至福の時間でした。以下ネタ割れてるというか、おもいだすとウキウキと愉しくなってしまい、書き出さざるを得なくなった。

バッド・ルーテナント
カトリーナちゃん上陸直後のニューオリンズ…。ニコちゃんがきまぐれに死に掛かってる囚人を助け出したせいで?腰痛持ちになって、そのせいで?以後ニコちゃんは…保管庫から太陽の白い粉持ち出してスニッフしたり、賭博で大負けしたり、ノミ屋に頼まれて出来もしない違反キップの揉み消しに失敗したり、イグアナ見つめたり、ネタ切れて若いカップル脅して下半身方面含めて一挙両得したり、重要参考人捕らえるのに特養行って44マグナム突きつけて老人虐待したり、重要参考人連れて愛人(娼婦)の出張先ホテルまで行って実家の犬預けてもらったり、ソコで地元の有力者のガキから因果含められたり、いつしかガキから逃げられちゃったり、左遷されて閑職に着くものの、そこでも小賢しい真似してネタゲットしたり情報垂れ流したり…。これだけでなく、まだまだ愉快痛快なエピソード満載なんです☆

ニコちゃん、境界線をあっちへフラフラ、こっちへフラフラしているうちに、いつしか帰り道をわすれてしまう。まだ序盤くらいまでは、多少は正義にも似た何らかに掠ってたのだが、きづけばどこに出しても恥ずかしくない立派な悪徳刑事のできあがり。そのーぜんぜんわるびれてないトコが、素敵。馴染みのスナックでカラオケ入れるような感覚で、スーパー銭湯で毎週顔合わせる近所のオジサン(農家だが空いた土地にレオパ☆スとか大東☆託おっ建てて副収入で悠々自適。愛車は日産フーガ)と交わす時候の挨拶のような自然さで、悪事をなす。相変わらずニコちゃんはニコちゃんでしょ!?とかおもったけど、どんどんドブ板顔になってって見応え相当アリ。同僚刑事にヴァル・キルマー(このひといつもこんなな)、あとなんでこんないい女が引っ付いてくるの?って具合で愛人娼婦にエヴァ・メンデス。

うまくいえないんだけど、ありがちな暗黒面傾斜型のポリスストーリーにありがちな沈鬱さは皆無でむしろドタバタで不謹慎でコミカル。だって成りゆきでこうなったんだから仕方ないじゃん!!っていう居直り感が心地よい。やはり調べたところオリジナルはNYを舞台にしているのだが、なぜ本作がニーオリンズなのか…水没したム所で腰痛持ちになるエピが重要なのか、各種クロンボが出すことに意味があるのか、わからなかったんだけど、やはりこの場所でなきゃダメなんだ!っていう意志力が働いてるし(しかし水害にあった当の街への、本作が与える恩恵はすくなそう)、イグアナのもっさりとした処理やブレイキング(バックで流れるスワンプ・サウンド)、あと唐突に出てくるスプーンにしろアホらしいほど魔術的な効果を挙げているのでやっぱアリなんだとおもう。そして、クライマックスの水族館デート…現時点で、紛れもない今年度のベスト。

バッド・ルーテナント

(3日、フォーラム4)
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