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動くな、死ね、甦れ! (1989)
2010 / 04 / 30 ( Fri )
んまあ、DVD-BOXの発売に合わせたっていう事情もあるんでしょうけどねー。監督のヴィターリー・カネフスキーさんの幼年期実体験(オンナノコいじめたり列車転覆させたり強盗殺人の現場に居合わせて一部加担したり)を、ヴィヴィッド且つセンシティヴにモノクロ・スタンダードで展開。そんなわけで、なんか自由奔放です。あどけない可愛らしさより動物的凶暴さが前面に出てくる主人公の少年、基本的に感情おもむくまま、おもいつきでしか行動しないのね。彼の住むスーチャンは地の果てみたいに煮詰まっている。なので結果はだいたいガキ帝国。ゲラゲラと哂っているか、同年代のオンナノコをドン!って突き飛ばしあってるか、地面にツバ吐いてるか。だいたいそんなもの。

動くな、死ね、甦れ!
たしかにわるくはない。ハッとさせられる瞬間も多い。貰ったチラシには、んまあ例によって蓮實重彦による煽りにかぎりなくちかい持ってまわった絶賛の文句が踊ってたわけだが、でもまあ本作が撮られた89年っていうと国内ですら時期的に相米慎二だって黒沢清だって瑞々しい作品をものにしているわけで…そんなことかんがえると、それほどの作品なんだろうか?とおもってしまう(こんなんおれの愚かしさを露呈しているようなきもするが)。個人的に、中盤に列に並ばずダダこねて小麦粉貰った狂人が泥水でパンをこさえるシーンと、最終盤で(娘が凶弾に倒れた故に)狂ってしまった全裸女が魔女宅コスに興じるシーンの、狂人は所詮おなじ狂人だ、との姿勢を貫かんと技法をかえずに演出した監督の真心にハッとさせられた。

動くな、死ね、甦れ!

(17日、フォーラム2)
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