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第9地区 (2009)
2010 / 05 / 02 ( Sun )
正直マクロスみたいな話かとおもったら全然ちがった。塚本晋也じみたマンガな肉体変容経て、小役人じみた中間管理職が真の英雄になる。かつてよく観たようなきがする…でも、いまやほとんど滅んでしまった自己犠牲のうえに成り立つ巻き込まれ型ヒーローもの。ひょっとして傍目から眺めてしまったら、かなりどうでもいいような事なのかもしれない。だが当事者としては本気。どんどん身なりはみすぼらしくなって日常が遠のく。二進も三進も、のっぴきもならなくなる。けれどそこで得られる価値や知り得た真実。ほとんど二、三人しか人間が登場しないのに関わらずやたら人情紙風船な展開に胸が熱くなる快作。

第9地区
アパルトヘイトの特産地・南アフリカの上空に巨大なUFOが。どうも帰れなくなった宇宙人ちゃんたち(エビちゃん似)が大勢いるらしい。現地では人間とエビちゃんたちとの間でイザコザがあるらしい。エビちゃんたちをアパルトヘイトするのは私企業だったりしてるらしい。エビちゃん向けのプロスティテュートや闇ルートで流れるネコ缶を売る屋台なんかもあったりして、案外街は活気づいてもいるらしい。そしてエビちゃんたちを隔離しようとしてる企業の、一社員の顛末について皆がコメントで触れている。冒頭、そんな具合で現地の混乱やら経緯経過を報道番組のザッピングのようなタッチで説明する。

つづく手持ちのキャメラによる映像。エビちゃんたちに判子捺させて立ち退きを迫るというボンクラ社員の地上げ屋稼業を追う。とまあ、擬似ドキュメンタリふうといえば、やはり『クローバーフィールド』を想起させるが、被写体がボンクラだったりエビちゃんだったりなので、騙すだの騙されないだののレベルでないホンワカとした一風かわったフィクション体験がソコに待つ。手持ちカメラなので狙う効果として人工的なレイアウトにはならない。けれど作劇そのもの展開は破壊と自己犠牲まっしぐらの古典的な巻き込まれ話し。そこ塗されているのは子連れ狼だったり居留地ネタの西部劇だったりマシーネンクリーガーであったりレイシズムだったりゾンビだったりレールガンとかの超兵器だったり人体変容って事でフランケンシュタインであったり(ラスト!)…こんだけ雑多でこんだけ熱くなるとは…パワードスーツ好きとしても、『アバター』越え余裕でしたー。

第9地区

(4月11日、フォーラム4)
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