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ロストクライム -閃光- (2010)
2010 / 07 / 19 ( Mon )
なんか文句しか出ないなあ。まるで興味のない真実や真相(と、勝手にスクリーン上でふれ回っているだけだが)、歴史の闇に覆われていたそんなものが詳らかに暴かれていくのを、おれはただボーっと眺めているだけ。遠い。刑事ごっこに犯罪ごっこ、そしてジャーナリズムごっこ。最後は皆で仲よく隅田川でパチャパチャ水浴び…三億円事件の闇の深さを象徴するクライマックス。何度も手を変え品を変え執拗に濡れ場を配するあたり、伊藤俊也の反骨精神や真心だとおもわないではないが、おれ的には『さそり』シリーズが汚されていくのがわかったし(本作はまさに夏八木勲の無駄づかい)、まだ『映画監督って何だ!』のほうが観ててたのしかったですよ。以下、ネタバレというか文句。

ロストクライム -閃光-
ベテラン刑事(奥田瑛二)と現代っ子の新米デカ(渡辺大)のバディ物。水死体で見つかったラーメン屋店主の事件から、奥田が長年追ってたヤマ…とにかくラーメン屋店主のコロシから三億円までが遠すぎる。何度も沈んだ。件のラーメン屋の、ひょっとしたら延々中華そば手繰りながらベチャベチャと汚らしい会話交わすあのシーンが見せ場とか、そんなことないよね?あんなんリアリティとか臨場感とかでなく、ただ品がないだけ。

そして渡辺某の演じる若い刑事が本当に見ていて腹立たしくなる。人間的厚みもなにもない(帰宅してすぐ服脱ぎだすとかDV行為とか、そんなん奇癖なだけでで重みも何も伝わらない)。どのへんがエリートなわけ?バカでしょう。現実世界だと派遣工にすらなれない。先に述べたとおり見所は濡れ場しかない。まあ奥田瑛二、さすがに濡れ場だけは巧い。奥田以外にも別パターンで複数回ベッドシーンが登場するが、やはり別格の湿っぽさ。妙にエロい中田喜子相手に情け容赦のないしつこさを披露しており、もっと見たいと思わせるに足るのであった。あ、でも川村ゆきえはグー。こんなヘルス嬢ならいいじゃんね。

キモは無論、三億円強奪事件の真相究明のはずなのだが、筋書きはより個人的事情のほうが大きくフィーチャーされていく。ネタバレだが、開けてはいけない蓋開けたのは医師の宅麻伸やらではなく、むしろ武田真治のほう。そして反目しあっていた奥田と渡辺も警察本体から追われる立場になってしまう(奥田のこといつからか「オヤジさん」なんて云ってたりする。おいオヤジさんて…)。真犯人が次々にコロされ、今日的事情を持って浮かび上がる犯人。

もう文句しかないんですよ。夏八木演じるホームレスの、なんで住所特定できんだよポリ公もブン屋も。ほんで包囲してるといいながら丸腰で隅田川沿いで大仰な立ち回り。実際包囲されてねーじゃん。ぜんぜん保護されてねーじゃん。偉そうに「銃のかわりにペンを持て」とかアハハ。こんな法治国家があってたまるか。所謂"撃つならおれを撃て"展開、そして皆で仲良くドボンドボンと真冬の寒中水泳。奥田だけでなく、全員が溺死する展開だったら…と、かえすがえすも口惜しい。

ロストクライム -閃光-

(3日、フォーラム4)
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