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オーケストラ! (2009)
2010 / 07 / 19 ( Mon )
コメディとはいえ、荒唐無稽すぎるかもしれない。ヘタすると邦画で云うところの三谷幸喜や矢口史靖あたりが触りそうな題材かもしれない。けれど…でも連中が触っても、こうはならないでしょう(独身時代の周防正行なら近接するかも)。序盤は適度なユーモアを散りばめて、最終的にひとつの時代のケリをつける。大上段に構えて政治的ではなく、ただ機会を伺い、純粋に想いで。音楽で。んまーありえない奇跡の連発かもしれない。こんなで泣かせにかかろうなんて卑怯かもしれない。けれど、立派です。あとメラニー・ロランが相変わらずお美しい。彼女目当てだったんだが拾い物。

オーケストラ!
30年前のブレジネフ政権下の圧制により閑職…つうか政治的に追い出された格好の元ボリショイ交響楽団のマエストロ(アレクセイ・グシュコフ)が、散り散りバラバラになったかつての仲間達を再集結させパリで公演しようと企む。紆余曲折や行きちがいや思惑が交錯したりしながらもリユニオンを見事果たしてパリへ。ソリストにはイマ最もホットなアンリ=マリー・ジャケ(メラニー・ロラン様)を招聘して…。

すべてトラブルは寸前で都合よく解決が付く。そうなることは、結末はわかりきっている。途中まではそこそこ出来のイイコメディですよ。全員が呆れてもカットが切り替わり物語は進む。書割みたいな人格ばかりかもしれない。でも連中には目的がたった一つだけある。危険を冒しながらパリまでやってきた理由…ケリをつけにきた。マエストロはメラニー嬢に酔っぱらって、云わなくもイイことを喋っちゃう。止めてたサケのせいだけではない。目の前の彼女の姿がかつて30年前とダブる。ここで一種のミスリード。クライマックスでくだんのチャイコフスキーにのっかりながら、回想や先々をおもい巡らしながら見事ネタが割れる。なける。で、ピークもピークでフツと物語りは終える。絶頂が見えた頃合で。むしろ余韻は断ち切られ、会話量が多いかも見えて、じつはそれまで本質に触れた会話は数少ない。なので不自然さより、こんな優しい終わり方を配すなんて!と唸った。

オーケストラ!

(フォーラム3)
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