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9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~ (2009)
2010 / 07 / 20 ( Tue )
9番目のみが奇妙なのかといえばそうでなく、ぜんぶ奇妙なんだけどね。いかにもバートン臭いルックで、そーゆーのが可愛くみえる自意識過剰なアートとか大好きな(しかし貞操観念とか肝心なところが足りてない)不思議女子が好みそうなルックと設定と導入。きっとオネムになるような退屈な内容なんだろうな…だがしかし!大方の予想に反して、中盤以降は首をかしげてしまうほどの大活劇に。文字どおり人間不在だしCGアニメコンテスト未満レベルの画ヅラだし誰も困らない。けれど人形だからこそ大手を振って可視化していい残酷破壊描写だってあるはずなのに。なお監督はシェーン・アッカーというひとで、もし仮にこのひとがストーリーボード担当ならハリウッドで喰いっぱぐれない程度の才能の持ち主だとはおもった。

9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
よーするにですね、人類とスカイネットとの闘いがとっくの昔に終結してる未来に、RURなかんじでスカイネットの残党(マシンシティのセンチネルやエージェントスミスでも可)と人間の魂を吹き込まれたちいさな人形たちとの死闘が繰り広げられる。人間は絶滅してて、代替としての人形たちになるのね。ネオもモーフィアスもジョン・コナーも負けたらしいのです…もうすでにこの基本設定で見るきを失う。人類不在の画、『ウォーリー』の枯れた風合いにも似て無くないが、あれは人類一応いるしねえ。

人形たちの営為を人間のそれと比して、逃げ惑う者やレジスタンスまがいの活動したりする者なんかもいて、そんな多士済々な人形たちのなかで英雄的な行動を取るナイン(という一応主人公)が大活躍する、それによって次第にほかの人形も感化されていく。ついでに、人形のクセにヒロイン風のキャラクターなんかも登場したりして…。そんなののどこがおもしろいんだろう?そんな平板でまるで突き刺さらないドラマごっことシームレスでど派手なアクションが展開したりする(PS3の某FFみたいに)。

ヨーロピアンなアートアニメのマチエールを模しておきながら擬似もいいとこ。志もウスウス。似非アートの皮を被っておいて中身は基本的にブラッカイマー系のハリウッドアクションなの。であればだ、つまるところ大傑作『スパイ・アニマル Gフォース』の足元にも及ばない。どんな損壊描写しても誰もなにも文句云わないのに、それを選択していない。死の概念も子供じみており、魂ぬきとられるとかいう程度。うち捨てられ顧みられなくなった諸々への憧憬とか愛惜とか、そういうのがバートンの持ち味だったのに…!でもあいつ完全に勝ち組だしリア充だし、もはやおれらから搾取するしかかんがえてないのかもな。

9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~

(5日、フォーラム3)
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