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ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (2009)
2010 / 08 / 03 ( Tue )
すごく意欲的なのはわかる。けれど尚のこと、こんな終わり方でいいのかよっておもってしまう。行き場のない主役の三人(松田翔太、高良健吾、安藤サクラ)はもちろん、ファッション感覚でキャバ嬢やってるお嬢さま役を相変わらずマッタイラな可憐さで演じた多部ちゃんや洞口依子様の後ろ姿など、まるで発見や発明にも似た活用法がなされていてたいへん見事におもったし、養護施設のくだりや網走面会シーンもよかった。けどそっから先がちがうきがする。ここまでつきあって、きれいに終わるお話しであってはならないとおもったのだ。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国
しあわせや自由などといったものと無縁の、なにもしらないで羽虫のような生き方を余儀なくしてきた施設育ちで現在は解体工事業に従事してる底辺ふたりの青年と、ひとのぬくもりや愛に飢えているため夜な夜な股をくぱぁ…するオンナノコが織りなす寄る辺ないロードムービー。この三人はハンコで捺したように類型的で、観てて、それってどうなん?っておもう瞬間もある。それよりもほかの登場人物やエピソードのほうがおもしろい。宮崎将と新井浩文の共演シーンとか、シーン異なれど柄本親子(兄貴のほう)が入れ替わり登場したりとアンサンブルの妙味もある。

けどさ…ピークは見事に面会シーンなんだよね(この瞬間は『真幸くあらば』以上『休暇』未満『アカルイミライ』以下、といったかんじ)。ゆるいシーンはその前にも沢山あったものの、以後どうしようもなくなる。台無し。公権力よりも先に解体屋のドラ息子が仕留めにくる展開も、キャンプファイヤーも、天然物カキ密漁にいそしむクライマックスも、あのエンドテーマもイヤなんです。光のかなた、死を選ぶという"自由"がそこにあったのかもしれない。けれど小林薫のあの仕事ぶりを好意的に見つめていたおれとしては、ちょっとこれはちがうなーって(いっそよ、闘犬が画面脇から出てきて喰われるとかよ…)。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国

(7月31日、フォーラム2)
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