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ハロウィン II (2009)
2010 / 09 / 12 ( Sun )
ふつか連荘でコケオドシ映画を三本観る機会があったんだが、やはり本作は別格(筆致のドライさとその表象の与えるさまはほとんど哲学的ですらある)。そう、なんでそこまで…という想いばかりが募るロブ・ゾンビによる同名スラッシャリメイク二作目。なすすべもなく理由も示されず、ただそこにいたひとが圧倒的暴力にさらされて声もなく息絶えていくことの是非はともかく、というかハッキリ云ってどうでもいい。是非とか哂わせるな。けれどなぜこんな映画が創られて、こんな映画のジャンルでも突出して本作が重いのか。そして創られる一方で、なんでこんな映画を消費するひとびとがいるのか。おれは前作も小屋で観た。本作もカネ払って暗闇のなかで観られて幸福だし心底光栄だ。

ハロウィン II
一風かわった、とはいえあまりに念のこもった回想で幕が開く。まんま前作のつづき、一年後の、反省も更生も武装もしない平和なハドンフィールドがふたたび惨劇の舞台となる。きほん主人公マイケル・マイヤーズ(タイラー・メイン)の血みどろ因果旅。そこに生き残ったが凶悪なPSTDにいまなお苛む妹ちゃん(スカウト・テイラー=コンプトン)と差し迫るハロウィンに浮かれる周辺、そして最後の最後ギリギリまで別働となるルーミス医師(マルコム・マクダウェル)の出版記念ツアーがタイミングよく交互に。妄執ゆえ因果旅に同行するマイケルのオカーチャン(シェリ・ムーン・ゾンビ。今回看板以外はビッチ仕事ではない)と足元のきたないでっかいホワイトホースらの幻想風景がスコスコ差し込まれる。

どストレートな続編なので面倒な説明はなしにマイケル・マイヤーズはとっとと刃物を振り下ろす。たかだか3、4日の出来事なのに警察が動いた形跡もなく街は血まみれ。けれど半分くうきのような存在で着々と当日を迎える。ごくごく単純。前作は背景や舞台から語る必要があったが景気よくバンバンお亡くなりになる。コロシのシーンは屠殺にも似た無遠慮さとドライさ。生きかえった理由やホテルで寛いでたマルコム・マクダウェルがアッサリ直行できる理由なんかはどうでもいい。なるべくなら大勢のひとが無慈悲かつ無為に肉片になってくR18+映画なんか観たくはない。けれどこんな映画が撮られて(それもシェリ・ムーンのような素敵ビッチを嫁にした勝ち組ヘヴィロックのひとによって)、こんな極東の片田舎で週末観られている(それもおれのような近所に火事見舞いひとつ満足に持参できない…一日のToDoの半分もこなせない程度のクズがよりによって給料日に)。ショックシーンのケツで安堵したような嬌声があがる…おれ以外に前方座席にわかいカップルが一組いた。ローリング途中で退席していたが…次回作では発情した屑ぃオスメスなど着席していられないほどのショックを与えてほしい、そうおもった。

ハロウィン II

(10日、ムービーオン シアター10)
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