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おにいちゃんのハナビ (2010)
2010 / 10 / 09 ( Sat )
なんでひらがなとカタカナなのかなあ。でも美月ちゃんがそういうコト云ってるんだったら納得かもなあ。タイトルが、なんか偏差値低い。けれどわるくない。むしろよいのかもしれない。本作、とにかく谷村美月の凶悪すぎるキュートな妹っぷりに酔いしれる一本。あんな妹ちゃんいたらば働くどころの騒ぎじゃなく稼ぎぜんぶ貢ぐっつーの。欲しい物携帯でもなんでも買ったるつーの。…まあ、予告ですでに語られているものの、劇中でまさにそんな事態になろうとは…美月ちゃんクラスが本気出したらこうなるという、所謂"しぬしぬエクスプロイテーション"を乗り越えようとしている。今後の鍵というか、分水嶺といえる。あと、ビールのツマミに名物の油揚げ喰いたくなってくるおなかペコペコな一本でもある…。

おにいちゃんのハナビ
新潟の片貝町…ここでは企業スポンサードに拠らないあくまで個人拠出による花火大会が夏の風物となっている。地元の同年代の連中や家族、カップルがさまざまな想いや願いをこめてバンバン宙に名物の尺玉を飛ばす。そんなかの地にいる一家。家長の大杉漣はタクシーの運ちゃん、お母さんの宮崎美子(やはり美月嬢との親子芝居は最強)はスーパーのパートで店頭販売。妹ちゃんは元気一杯のあかるいJKちゃんだがじつは大病抱えており、そもそも片貝に越してきたのも美月ちゃんの療養のため。兄貴の高良健吾は引越しを契機にひきこもりになっており、こんなキュートな妹ちゃんを半ば疎ましく恨めしくおもっている…。退院し、半年ぶりに我が家に戻って兄貴の症状の重さに憂いだ美月ちゃんは一考するのであった…。

まあヒキでクズな兄貴を献身的に社会復帰させるなどという、どこに出しても恥ずかしくない妹ちゃんのキラキラした快活さが前半部の見所。2.5次元的というか、あまりに見事な"理想の妹"ぶりで、やもすると病んだ役柄が(こと劇映画では)多い印象の美月ちゃんの本気がここで炸裂する。これだけで十分元は取れる。後半は高良が空回りしながらも美月ちゃんの遺志を継ごうとおぼつかない手つきで、地域若者コミュニティや伝統文化とのかかわりを深めていく。クズ兄貴が格好いい兄貴になってく、そんな奔走やいじらしい努力が描かれる。なかなか高良健吾ってうまいですね。特筆すべきは花火大会設営~煙火撮影だろう。CGIを用いず真夏の夜空に大輪の花火が、おにいちゃんのハナビが華麗に咲く。けっきょく兄妹してどっか似ているんだよね。病院屋上の会話とか、ふたりでがんばった新聞配達とかおもいだしたりして、いまでも鼻腔の奥がつーんとしてくる。

おにいちゃんのハナビ

(9日、フォーラム2)
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