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行きずりの街 (2010)
2010 / 11 / 29 ( Mon )
「リーブミーアローン」…。ほっといてよ。ダイアナの死んだ日。無口でコミュ力が過剰に不足しているロリコン塾教師が探偵の真似事をする。昔のオンナに会ったりもする。なんというか…きがついたら人生を浪費してるな~って本気で最近おもうよね。こう…どうでもいい瞬間の積み重ねで、希少な機会やきっかけを完全に踏みにじって、罵って(ぜんぶじぶんのせいにして)。結果いま、こんなくたびれたおれがいる、そんなかんじ。度し難いミスを犯して、過去に囚われて一斉に時が止まってしまった人(たち)。それでも最後のチャンスかも?と、どうしようもない男が12年費やした過去を命懸けで清算する…。個人的にはもうまったく期待していないリストに入っている阪本順治が監督して丸山昇一が脚本という珍作『カメレオン』以来の東映セントラルフィルム案件。まあ、ひじょうに評価しづらい部分もあるが、よかった。

行きずりの街
物語りの語り口が少々つっけんどんで分りづらいのだが(丸山昇一なので引っかかりのあるフレーズ頻出)、要するに、人見知りする教え子(南沢奈央)を探しに上京する一介の無口な塾教師(仲村トオル。かなりよい)が、なんの因果か元ヨメ(小西真奈美。すばらしい)と再会したり、元勤め先の上司(石橋蓮司、菅田俊)から脅されたり窪塚洋介から轢き殺されそうになったりしながら、なんだか妙にでかい陰謀というかスキャンダルの渦中にズブズブとはまっていくのであった…みたいな筋。基本、小西のスナックとマンションと、あと石橋が実権握って理事やってる敬愛女学園っていう学校くらいしか主だったシーンがない。花の都大東京が舞台なのに…。谷村美月やARATAや佐藤江梨子や杉本哲太やでんでんや江波杏子など…錚々たるキャストが重要な芝居をしながらも(ほとんど状況説明上の必要から仲村を誘導させる役割ばかり)、入替り立代りほぼワンシーンづつしか登場しない。そういう意味では、広がりの規模がミニマムすぎてなんだか街というより町内会行きずってる印象。

仲村自身脛に傷を持っていて、その毒みたいなのが周辺にひろまっている。それとはべつに、でも呼応するかのように一個人では対処しきれないような巨大な悪事が行く手を阻む。じつは小西も過去に囚われており…とうぜん唐変木な仲村も…みんな未練だらけ。雨にぬれた仲村を小西がマンションに招き入れる。下着の件でひと悶着。「コーヒーだめな人だったよね」。単なる先生と生徒との禁断の愛の顛末、12年後の後日談。「いまでも君にほれているんだよ」。そしてふたりのきもちが一致する。その後教え子救出に向かう際仲村がいい放ったセリフ、「教え子の一人守れなくて、いま好きな人が守れるか」。

その後の学校内のアレやコレやはさておく。菅田俊はあいかわらずのコワモテ芝居だし(伸されて、立ち上がり際のセリフもやはり丸山節というか意味不明)、上滑りな経歴がメルヘンさすれすれのムード醸しだす窪塚洋介とその取り巻きも現実感がない。一気に形勢逆転するあたりもね…。だが、だがしかし!窮地を乗りこえ疾駆する、そのさなか、もうきえゆく校舎で、在りし日のキミの姿を見る―。このリリカルさは、ぜんぜんアリなんではなかろうか!?「守りとおしたのね」「12年かかったよ」。なんかー…えらくイイモンを拝見したかのような…。あ、濡れ場で小西の耳を執拗にいじくるあたり、ひじょうにエキサイトし阪本アッパレ!と心の中で快哉叫んだ。そこだけは特筆しておきたい。

行きずりの街

(28日、ムービーオン シアター4)
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