FC2ブログ
ロビン・フッド (2010)
2011 / 01 / 09 ( Sun )
ホントは年末観ておきたかった一本なんだけど、ようやく拝見した。老いてなおフィルモグラフィー多作で大層で大仰になりつつある、その傾向に衰えのないリドリー・スコットの新作!個人的に、ただ単なる「弓芸の巧いひと」という認識しかない(たぶん、それも別のなにかと勘ちがいしてる)タイトルロール演じるはラッセル・クロウ。そのいかつさ具合、存在感裏腹の鈍重なかんじからしても、「こんなオヤジがロビン・フッドなの?」と訝しくおもわざるを得なかったが、クロウとのロマンスの相手として現れるヒロインがケイト・ブランシェットさま!って時点でもう個人的には満足感得られました。

ロビン・フッド
十字軍遠征から帰ってくるリチャード1世に素直に物申したせいでクビになって、ついでに旗色もよろしくないから早々に戦線離脱するといった、けっこう機を見る能力に長けてるロビンさん(ラセクロ)。行きがかり上遺言を聞き入れてしまって名を騙ってノッティンガムのお城に行って、そこの老いた王(マックス・フォン・シドー)に会うのね。そしたら大層きに入られて、遠征前のひと昔前一週間ばかりハメハメしたのち旦那の消息も知らぬまま後家さんになっちゃったケイト・ブランシェット!と「家宝の剣あげるからブランシェットと結婚しろよ~」ってフォン・シドーに云われて、ロビンさんは「いいっすよ」なんて二つ返事。イイ歳して男日照りになってるブランシェットが///ってなるあたりが本作の肝!ブランシェットのそっけなさ、ツンツンな振る舞い、そして翻ったデレっぷり(それでも大女優ゆえかふしぎな品性が)が本作の見所!

混乱に乗じてフランスが攻めてくるだの、獅子王亡き後の弟王子のクズっぷりだの、そんなんは大体どうでもいい。『シャーロック・ホームズ』や機内上映で観た『キック・アス』などより数倍おっかない敵役演じてた、マーク・ストロング(このひとだいたいおんなじ役だな…いわば"黒いスタンリー・トゥッチ")も、まあ見ごたえあったけどまあどうでも。あまりに伝説というか、おとぎ話の住人みたいなロビン・フッドのラフな出自を神妙な顔つきでリアリスティックに描いたり、いまだに『プライベート・ライアン』を模したいリドスコの想いギッシリの上陸シーンのルックだとか、そんなんもはっきりどうでもいい。そういうなんだかわかんねえけど跳んだカップルになっちゃった、互いに恥ずかしがる年齢じゃないくせに、我忘れてハメまくりたいくせに、妙によそよそしい…真夜中ふたりのせめぎあいナチュラルハイ。くりかえすが主役はもちブランシェット!ラス黒騎士となって(村のとんがりキッズ引き連れて)加勢する所など、ラセクロの頑張り以上におれは盛りあがった。

ロビン・フッド

(8日、フォーラム2)
映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<アンストッパブル (2010) | ホーム | ハロルドとモード/少年は虹を渡る (1971) ※リバイバル上映>>
コメント
--リドリーとラッセル?--

こんちわ。


ロビン・フッド、私も見ました。
リドリー・スコットが監督、ラッセル・クロウが主演となると、どうしてもグラディエーター以上のおもしろさや迫力を期待してしまいます。

私的にはロビン・フッド、なんかいまいちというか、倒さなければならない敵が弱すぎた気がしました。比較しちゃ悪いけど、グラディエーターの敵はローマ帝国の皇帝で、とんでもない強敵でした。

それから、最後の戦闘場面にケイト・ブランシェットが参戦しちゃうのも、なんぼなんでも無理がありすぎる感じがして、トホホでした。
by: naotomo * 2011/01/23 13:03 * URL [ 編集] | page top↑
--ブランシェットだけで十分です--

naotomoさん、こんにちは!

じぶんブランシェット大好きっ子なので、あーいうコスプレ史劇に出てくるだけで大満足でした。
だいたい何かクロウより強そうだし・・
(てゆかコスプレしかしない大女優ですが・・)

たしかに『グラディエーター』越えには至ってませんでしたね。

by: ナーニカ * 2011/01/23 13:41 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/2413-7d111c28
| ホーム |