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キック・アス (2010)
2011 / 02 / 12 ( Sat )
ややもすると子どもっぽい話しだなーと、評判より幾分控えめな評価をせざるを得なかった機内上映とまるでちがう(そら当たり前)。切株や粉砕爆砕など容赦のない残酷描写や踏み込んだ愛ある字幕や・・・ああ、あとDLPだからやたらクッキリだし、まあとにかく、ヒーローがヒーローになるまでをぼかしていないというか、通販で買ったタイツにマスク被るまでのクダリの丁寧さにまず感動した。あとはまあヒットガールに尽きるんですが…こんなきのきいた作品監督したのはマシュー・ヴォーンってひと。『レイヤー・ケーキ』は未見です。

キック・アス
やはりありがちな現状を吐露する主人公(アーロン・ジョンソン)のモノローグから。現実のタクが(元来持ち合わせたスペックだけで)いきなりヒーローになれるわけがない。格好つけるならバックヤードプロレス程度にとどめておけばよかったのに、惚れた彼女(リンジー・フォンセカ)と同様ボランティアで社会貢献する道もあったろうに、まあ主人公はいちばん選んではいけない道を進んでしまって、命のやり取りをしてもなおこの場所にいることを決意する。申し訳程度に内部骨格が強化されたりしている味付けがあるものの、当然ながら非現実なビッグダディとヒットガール(ニコラス・ケイジ&クロエ・グレース・モレッツ!)がいないと物事は前進しない。

意を決して深夜食堂前でバトったあたりがキックアスの煌めきの、純粋さのピークで、以後はゲイのりでマブいスケとイチャイチャ。ほんでもって案外リア充に(心残りの彼女より、悲壮な決意に燃えるヒットガールの手助けまで待つ必要が)。なものでやはりヒットガール!の大活躍を、妙にもりあがるトラック(アディショナルミュージック欄にリアム・ハウレット!)に乗ってニマニマ眺めてしまう。彼女の底なしのキュートさとクルエルぶりにこみ上げるものを抑えきれないし(まあ、罵られたいよね)、愛娘を私怨と洗脳とで最凶の暴力装置に仕立てたビッグダディの底なしの愛に(下半身ボウボウに燃されながらも、的確な指示いれるあたりなけて仕方ない)、またしてもたぎる想い募らせてる。自身もアメコミ狂だし…ニコケー、『バッド・ルーテナント』もそうだったけど近年評価やたらあがってます。

物語的に街を牛耳るマフィア(マーク・ストロング)が敵役でいて、主人公の交流関係や生活圏が敵役とも非常に近い位置にいて、なおかつ劇中の対立に沿って図らずも交流していく、とかいうアメコミならではの町内会感覚も構造的に内包。あと原作も監督もしらんのでアレだが、モリコーネやカラテ愚連隊なんつ意匠ちりばめていても、なんかどっかライトなんだよな。やはりタラ・・・つーかタラちゃんに影響受けたエドガー・ライトあたりからの、更に影響をかんじるし、おなじく機内上映で間を空けず邦題『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』(Scott Pilgrim vs. the World)観たからかもだが、引用を引用にしきれていない醒めた淡白さもかんじてしまった。しかしまあ…主人公はきっとタマ潰されていなければ、おそらくあのマブいスケと今後もたのしくアオカンしたりするんだろう。だがヒットガールは?以前の育ての親に引き取られたといっても、マトモな成長が望めるとはおもえない。なのでまあ、ありきたりですが親心で続編を切望します。

キック・アス

(4日、ソラリス1)
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