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うまれる (2010)
2011 / 02 / 27 ( Sun )
事前情報でちょこっと小耳に挟んでて(ふだんそういう情報なんか、一般的に知りえないじゃないですか)、まあ記憶にのこってたもんでロン・ハワードの新作と天秤かけて、確認のメールもして、観てみた。そしたらこれが本当にもう感想書きづらい典型というか、観ながらおもい浮かんだこと素直に書いたら物議のまえに人格を疑われるような発想しか浮かばなくて、同時にそんなことしかイメージできないじぶん自身がうらめしくなった(同時に、このおれの居た堪れない生活とか態度コミコミで)。まあ、良い映画だとおもった。こんなすばらしい作品撮ったのは豪田トモという方。こういう映画で感動したいです(可能であれば)。あとは、結論めくけど結婚相手は(以下略)。


冒頭でラッセン系のスピリチュアルな、どうも着床をイメージさせんとする美麗CGがいきなり流れ出す(けっこう度肝抜かれる)。真っ青な空に光り輝く太陽。産まれでる場所を探している数々のチャンス、それらが雲間で踊る。海中(羊水?)を二重らせんモデルが海草のように揺らめく。着床した精子と卵子の姿が母なる地球とオーバーラップ、そしてタイトル。…ここらでもうおれ里心つきはじめる。以後、序盤は空イメージの実景がブリッジ的に頻繁に挿入。体内記憶っていう(略)を紹介する親子、識者、穏やかな声でナレーション。その後は、親になる実像が描けないでいる妊婦とその夫、障害を持って産まれた子どもを育てる夫婦、死産してしまった夫婦、長期にわたる不妊治療の果てに出産を断念しつつある女性…らの日常を自然に紹介。後半は助産院での出産を丸ごと衝撃シュート。先に挙げたようなブルースカイ、手書きふうアニメ、挿入歌が彩りを添える。



結婚をテーマにした映画は多いし、ポルノだって広義か狭義かしらんが(かんがえたくもない)行為そのものは結果を求めていないだけで子づくりのそれ。ポルノ的な映像作品なぞ山ほどあるし、一大産業じゃないですか。けれど出産はそうではない。映像娯楽たりえない。そこには真剣にならざるを得ないナイーブな、そして表立ってこない側面が山ほどある。性差だってそれを助長する。本作は当然ながら出産エクスプロイテーションと目される内容ではない(あ、偶然なのか故意にぶつけてきたのかしらんけど予告で河瀬直美の新作『玄牝』が流れた…あれはたぶん…)。あたりまえなのでデリケートに云わなければならないが、本作はどうもドキュメンタリーというより、先にあげたさまざまな「うまれる」風景をショーケース的にならべているだけ、といったふうにみえてしまう。もちろん、出産っていうテーマそのもの、ただそれだけを追うだけで十分スペクタクルなのはわかるんだけど。どこか作家の想いみたいなのをもうすこしかんじたかったというか。むろん幼少時にDV受けた女性が妊娠を機に実母と再会する、というクソお定まりな(そしてあまりに品のない)オチが観たかった、という単純な話しではないのだけれど…。

うまれる

(26日、フォーラム5)
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