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完全なる報復 (2009)
2011 / 03 / 06 ( Sun )
冒頭の押し入り強盗とその顛末がのちのち跡をひいていく。フィラデルフィアを舞台に、ジェイミー・フォックスとジェラルド・バトラー(ビリングではこっちが先)とが、それぞれ高い有罪率を誇る才気走った検事と、家族を殺害され主犯を野放しにされて復讐を誓う被害者を演じる…のだが、途中までは法廷シーンなど非常に端整に撮られているんだけど、途中から様相が変わる。あるシーンからはもう笑うしかないという…なお監督は『交渉人』のF・ゲイリー・グレイで、それはそれでまあいいんだけど問題は脚本!『リベリオン』でおなじみカート・ウィマー!担当脚本諸作でおなじみの相当都合のいいトンデモ展開が繰りひろげられ、序盤のあの筆致は一体どこに行ったのかと途方にくれる…以下もちろんネタバレ有。

完全なる報復
バトラー、愛する家族を目の前で悪漢二人組(なにをしに押し入ったのか劇中では示されない)に無残にブッ殺されてしまう。けれどフォックスのヤロが有罪率を守るため司法取引によって共犯が死刑に、主犯だったクズ野郎はあまりに短い刑期で野放しに。そんなんおかしいだろ?バトラーは10年がかりで合衆国の司法制度の矛盾を陥れる罠を仕掛ける。端緒は個人的な復讐だったんだろうけど(なのでとりあえず主犯を拉致って廃工場で入念にバラす)、そんな腐った司法制度、収監されながらでも、たやすくブッ壊してやるよ…おなじ復讐するにしろ、『悪魔を見た』のイ・ビョンホンと異なり、こっちは念入り。当初はさ、穴だらけの司法制度の間隙を突く…そういう頭脳戦が愉しめるのかとワクワクしたのよ。でも地方判事がケータイ(!)で撃ち抜かれてからは、もうアタマ抱えるしかない。以降、もうなんでもアリになる。クラウゼヴィッツとか引いてもぜんぜん説得力がない。

役柄もねえ、フォックスとバトラー、このふたり逆のほうがよくね?とか。とくにバトラーがあんまりアタマよさそうに見えない。冒頭だけ観てたらただの労務者ってかんじなんだけど、発明好きの資産家で、ついでに政府系エージェントだったっていうのも無茶すぎる(ぜんぶ後出し。だいたい遠隔でひとを殺すローインパクト作戦ってなんだよガン=カタみたいなモンかよ)。残念ながらそうは見えない。収監されながらも周囲の人びとを翻弄するってレクター博士みたいですけど、ぜんぜんそうは見えない。まあベタだけど、おそらくケヴィン・スペイシーあたりがやるべき役柄をスパルタ王レオニダスがやっちゃダメだろ…。

完全なる報復

(2月26日、ムービーオン シアター8)
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