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人生万歳! (2009)
2011 / 03 / 23 ( Wed )
基本的に世の中を仁鶴師匠みたくまあるく見ることのできない、インテリだけど偏屈なクソジジイがよ、いきなり画面にむかって語り始める。むしろ説教にちかい。露悪的で、世をはかなんでる。おれもそう。"あっこで、あのオンナを口説いていれば"的…後悔のクソ人生。そんな厭世的な嫌なジジイんトコに、いきなり孫バリにわっかい美人ちゃんが、ピッチピチのキュートガールがだよ、クソったれなソイツんトコにだよ?ピンポイントでやってくる。そう、夢。夢の物語。そしてこれは、リアルでこの夢を奪取してきた嗜んできたNYのクソ野郎ことウディ・アレンパイセンの最新作でもある。身につまされる。おれ、いまだにこんな夢かかえて路傍に突っ立っている。3.11のまえに観たのだった。

人生万歳!
前述のようなありえないカップルが成立していく。先のクソジジイはラリー・デヴィッド、桃尻娘ちゃん(あまりに表現がふるい)はエヴァン・レイチェル・ウッド!『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』あとで観返そう!…そんなふたり、NY観光しながら、陽光のしたでテント裏での初体験物語をおくびもなく披露したりそれを大人げもなく揶揄ったり。この、圧倒的な都合のよさ。「私の望みは世界からの孤立だ」。イキのいい若いオンナから、あっちからの一方的な求婚に困惑、画面から客席であるおれら側に相談してくる。なんと答えろと?

なんもしらん世間知らずのオボコ娘を、そんなこんな小難しい、語彙や修辞や引用で結果的に洗脳させた格好。全米ライフル協会の話題からブッシュ元大統領の蝋人形にシーン切り替えなどハッとさせられるチラーショットも散見させつつ、でも重要なのは若い美人ちゃんのオンナができても、洗脳ができても、性根は、ホルモンはなかなか変わらないということだ!若くて美人ちゃん…だからというわけではなく、オンナってのはコロコロ変わっちまうってことね。大事なことなので繰りかえしてみた。

人妻になったオンナがイケメンに言い寄られてあっちゅうまに篭絡されてしまう。云い訳はエントロピーとか笑わせる。あやまちのせいで、溌剌さが消えてしまって、やっと恋の魔法(かけたつもりのない洗脳だが)も解ける。この魔術はオンナの母親にも父親にも波及。アレンの田舎者ぎらいが炸裂するトンデモ展開に加え、主人公が二度目のダイビング!アレン自身のアテ書きとしかおもえない内容!テメエがやったら過去作のリメイクだろう、そのあたりまではボケてなかったみたい。まあ、相当たのしかったです。こんな現実嫌だな~とかおもいつつ、願ってる。そんなクソったれな日常が、本作を観てしばらく経って、(文字どおり)濁流に呑まれるように消え去っていくのであった―。

人生万歳!

(6日、フォーラム1にて)
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