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塔の上のラプンツェル (2010)
2011 / 03 / 24 ( Thu )
3.11以降はじめて観にいく映画、で一体なにを観れば?っておもって。ほとんど即決でこれにした。観ながら、3Dメガネずり上げながら、でもなんだかふるふると伝わる余震(実際クルマ戻ったら地震速報のログが)っていう現実と、目の前のフィクションとが入り混じったケッタイな体験。わるい映画ではないし、でもせっかく身銭切ってコヤで観るのであればなんらかの痕跡を点けてもらいたい…なんておもってるおれにとって、なんとも説明のつかない作品ではある。以下ネタ割れてます。というか、ストーリーラインをなぞっているだけ。

塔の上のラプンツェル
とりあえずラプンツェルって子が幽閉されてるっぽい。ほんでこの子、けっこうな身分のおうちの子らしい。だし、お声が中川翔子だし!…そんな彼女を18歳になるまで閉じ込めてるのはわるい魔法使いのバアさん。ラプンツェルの艶やかな髪、健康なキューティクルが若さの源…そんなんをアバンで経緯・境遇をさらりと説明。お歌一発目、ラプンツェルちゃんご本人によるお歌による存在証明、わが身を歌う。

そこに金城武っぽい色男が登場。軽くいなす(武器;フライパンって『MOTHER』かよ)。逃げ出したい18歳の初期衝動。けれど「おまけにポチャポチャしてる」ラプンツェルなんか塔の外には出られる筈ない。そう、いつだってお母様はあなたの味方…ある意味洗脳、DV。『キック・アス』のヒットガールとおなじ。コソ泥とはとても云えない立派な犯罪者と、誤った情報を授けられてきた無菌の箱入り娘(そういった意味ではヒットガール的でしょ)。まあ、それでも美男美女でないと成立しないんでしょうけどね…。

繰りかえされる強烈な形容動詞。「ぜったい」「一生」。この塔から出て行くことができない。それでも洗脳が解かれる瞬間は感動的(ひじょうにわかりやすく逡巡を表現)。そう、彼女もおれも、あなただって自分の心と戦っている。夢・希望への渇望から織りなされる「やつには夢がある」。簡易ダム決壊という、誰かが騒いだらまた公開中止にもなりかねないスペクタクル水難シーンをサンドしながら、城へ、スペクタクルへ。

「夢が叶ってしまったら、次はなにをしたらいい?」。それだけを胸に携えて生きてきた彼女。でも、そのつぎは目の前にある。灯篭が、幾千幾万の灯篭が立ち昇る。夜の空うめ尽くす(そう、『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』「時に愛は」、あの深夜のダンスにも似た恍惚…)。無意識のうちにタギングしていた王家の紋章。自らの出生の真相を自らの手で暴く。

ドタバタがあって刺される。クライマックスはまあ地味なんだけど塔の上に舞い戻って決着がつく。なにこのラプンツェル!短髪かわいいじゃないか!その髪の色も。「君はおれの新しい夢だ」。FFの治癒エフェクトっぽいノリがきにならない。原題は"TANGLED"。ジブリっぽいタイトルより、意味にしろこっちの直球なかんじの方が、いまのこの、現実のたまゆらなムードには合っているようなきがします。

塔の上のラプンツェル

(19日、ムービーオン シアター(たしか)3)
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