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戦火の中へ (2010)
2011 / 04 / 18 ( Mon )
のっけ、従軍した少年(チェ・スンヒョン)の目の前で、命の恩人たる軍人が無残にも殺される。装填して助けようとするが体が動かない。結果、野戦病院でその命の恩人は死ぬ。この野戦病院のシーンで、いきなり物語は停滞してしまう…じつは回想シーンを除き女性が登場するのはここだけで、そのぶん、やはりというか会話代わりに目線のやり取りだけで済まそうとするチンタラとした退屈なドラマが生じる。だが足どめ喰らうのはここまでだ!いやぶっちゃけ冗漫だけど!冒頭にしろ、まったくもって典型的な、"プライベート・ライアン症候群"映画。とはいえすばらしい画づくりが満喫できる。韓国のポストプロダクション…いわゆるニール・コーボールド的画作りやCGIのみならず、全編に敷衍するカラコレやDI能力の高さに驚く。

戦火の中へ

風雲急を告げる。事態は待ったなし。少年志願兵のみで構成される部隊が、なんの軍事教練も受けてないボクチャンたちが、軍事拠点をを殺人の罪で少年院送りの連中が志願兵として合流。なんつーか、殺人の罪っていうのがらしいというか、なんでもありというか。喧嘩っ早いのも、虚弱なメガネっ子もM1小銃と弾250発あてがわれる。本体は大義名分あるものの軍事教練もまともに受けさせてないセイガクに戦争やれとか云う。「僕には無理です」って主人公は訴えるがスルーされておしまい。

韓国映画はある程度ユーモアは必需かも。食料をまえにしての手榴弾ギャグなぞお約束だが、その後食料に困るような描写は一切ない。日本ではここ三十年ばかり、未成年の未成年による(精神的)未成年のための戦争…要するに面映いグッドルッキンな戦争しか描かれていない。下手したらそれはただのゴッコ遊び。中盤の、一服きめてたそのときにピュンピュン撃ってきやがって(スナイプするにはあまりにもすべてがデタラメ)、そのあとなし崩し的に集団移動して高低差のあるススキ野原で撃ち込んできた奴さんと総力戦。で、ガキ相手に北のひと殲滅させられてるし。なぜだか、なぜだかポハン女子中学校が防衛線になる。学校守ればそれが勝利条件なの?ついでに攻め入る北の少佐も、命令違反してガキどもと本気でやりあう。それもじっさい、どうなの?二時間後の昼十二時、対決のとき。なんつーか集団抗争劇的で、それこそ南中の不良と北中の不良同士の戦いみたいな…妙な紳士ぶり、納まり具合。そしてきっと、クォン・サンウ戻ってくるんだろ?戻ってきた!

真正面から攻め入る北の連中。なんでそんなストレートなの!?だし、ボクちゃんたちもマトじゃないんだから!それでも若いアンちゃんたちが重火器もって暴れまくって、血まみれになって死んでいくのは息を呑むし画になるなとしか。新兵器で戦局が大きく変化するも、屋上に上ってからの死に様には間にあわなかった。この屋上シーンは…これがやりたかったんだろうな~とおもわせるに足る好シーン。文字どおりの死体の山が築かれる。『プライベート・ライアン』だけでなく『バトロワ』なんかも念頭にあったんじゃないかな。

戦火の中へ

(12日、フォーラム2)
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