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ミスター・ノーバディ (2009)
2011 / 05 / 25 ( Wed )
舞台は西暦2092年の欧州のどっか…誰もが死から開放された世界で(可逆エントロピーによる…云わば『トゥモロー・ワールド』の裏目デストピア)、最後に死ぬただ一人の人類である百歳越えの爺さんの回想形式で語られるSF奇譚。タイトルがニューシネマっぽくない?ない?監督はジャコ・ヴァン・ドルマルってひとで、三本目の作品らしいがじぶんは本作がはじめてなんで、なんか比較対照がしづらい。かなりどうでもいい話しのようにもおもえるし、かといって無碍に扱えないところもあるような…ピクシーズもかかるし机バーンのシーンもあるし。まあ、とりあえず東京創元社とかのゲームブックみたいな話しよ。以下ネタバレあり。あとおどろいたのはDLP上映ですらない点。ブルレイでもなくたぶんDVDでしょあれ…。

ミスター・ノーバディ
なんかシチ面倒くさそうな導入だが、なんのことはない。きの多いオトコノコが、三人のオンナノコの誰をどう攻略するか…そんなお話し。要はギャルゲ。主人公ニモ(青年期~老年期:ジャレッド・レトー、15歳のニモ:トビー・レグボ、9歳のニモ:トマ・バーン)は産まれたときから常に判断留保し続ける。小銭もってお菓子を買おうと悩むが、買わない選択をし続ける。買わなければ、(お菓子は喰えないが)可能性だけは手元において置けるから。…なんか、これって…おれのこと?身に摘まされる。で、基本的に都合のいい&欲張りな性格のニモは、離婚する両親のどっちにつくと、このさきの人生華やかなのかな~って、脊髄反射的にかんがえてしまって、その両方の選択を手にする!その結果、分岐が走り、幼馴染でもある三人のオンナノコが登場。

一人目は赤い服を着た黒髪のアンナ(ダイアン・クルーガー、ジュノー・テンプル、ローラ・ブリュマーニュ)。実は義理の兄妹の関係なのだが…ちょっと享楽的で心底愛し合って、身体の相性もよい。二人目は青い服を着た金髪ロングのエリース(ちょい劣化してるサラ・ポーリー、クレア・ストーン)。奪い取る格好で付き合い始めるがその実メンヘでかなり厄介な展開に。三人目は黄色い服着たアジア系の顔立ちのジーン(リン・ダン・ファン、オードリー・ジャコミニ)。これは、まあ、とりあえずキープ!!みたいなノリで結婚したみたい。ニモと彼女達との関係がパラレルに、過去未来時制も空間も季節も分岐も伏線もなにもかもズタズタにしながら驚異の映像&編集テクでつながっていく。

なんか、偏頭痛誘発しそうなめくるめく映像と音楽に浸りながら、また冷静に考えると途方もない苦労がしのばれる流麗な編集(タランティーノのようなジャンプはない)に酔いながら、いくつかの作品名が去来した。まあ、『ドニー・ダーコ』、『千年女優』、『オープン・ユア・アイズ』…あとはニトロプラス『スマガ』あたりね(不死じゃないけど何度でも再選択可能ってトコで。アーキテクトが神様か9才のテメエかって点も)。そしてジム・キャリーの出演作や、ミシェル・ゴンドリーの撮った作品もおもい出していた。レトー、ジムキャリに目元似てるから尚更ねー。いっそこのコンビでコミカルに撮ったらさらに面白かったんじゃ?などと勝手におもってしまった。

ミスター・ノーバディ

(ムービーオン シアター10)
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