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ブラック・スワン (2010)
2011 / 05 / 28 ( Sat )
『白鳥の湖』のプリマ演じることになったナタポが陥る恍惚と不安、そして狂気の淵、みたいな話し。執拗に繰り返される鏡面と分身の映りこみ、自他の視線、回転、羽音…そんな不穏さが充満されつつ性愛の開発やライバルや克己を標したスポ根もの、ドラッグもの、枕接待、あと母子の葛藤劇という盛りだくさん内容。監督は敬愛するアロやんことダーレン・アロノフスキー!むろん音楽はクリマンことクリント・マンセル!(ご存知 ex.PWEI!)のゴールデンコンビだから問題なし死角なし!ナタポがじぶんでじぶんを慰撫する愉しいシーンもあるし!…まあ、そんなかんじ。

ブラック・スワン
ざらついているが妙に品のいいカメラ、絵画の自分の視線やヴァンさんチ行ったときフッと混じりいるデジタルノイズ(ハレーション)、実母と二人きりでトウシューズをばらしてカスタムしていく過程…つま先とか、やたらにフェティッシュ。基本練習スタジオと、自部屋だけで、たまに病院とか地下鉄だとか呑み屋だとか、そんな程度のミニマムな舞台構成でナタポのいる世界って、こんだけちんまくてこんだけヤバいんだ!ってのがわかる仕掛けになってる。

母親への愛憎やらヴァンサン・カッセルへの恋慕やら主従関係やらがミックスされて(親子丼気分や自慰を実母に見られたわキャー的な戸惑い)、とにかく不穏なモノとしてミラ・クニスの存在、ロートルのウィノナの生々しい傷跡やら地下鉄のヘンなチュッパおじさんといったディテールが埋めこまれる。だがはたしてナタポの内面の変化や、心身総ざらえの黒鳥化など成功して描けてるとは、おれはおもえないんだよね。ラストのスポットライト感覚など、『レスラー』のラストを再度なぞった寒々しさ、空々しさ。どっかヴァンサンとハメてないのは不誠実なきがしたし。なんかどっかペラく軽いんよね。うーん、クローネンバーグみたいな域には達していないでしょうマジで。ただしドラッグ描写とその帰宅したくなっちゃうよな居た堪れなさはさすがだとおもった。現行作家のなかではギャスパー・ノエと双璧だよなー。てゆか、このひと、そんなんばっかですからねー。

ブラック・スワン

(14日、フォーラム3)
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