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鬼神伝 (2010)
2011 / 06 / 06 ( Mon )
"ぴえろism"って一体なんだろう…でもぴえろの、こういう劇場アニメってめずらしいよな…そんな、まあいつもどおり期待不安入り混じりながら観始める。冒頭から尋常でなくおっかない鬼どもと、武士やら僧侶やらとのヒリヒリとした本気合戦~土竜も登場(東映『ホルスの大冒険』の巨人モーグを彷彿)~唖然としてしまう仏像大破壊(中盤以降のネタ割れをかんがえると、ちょっと…)。とにかくのっけから迫力の超絶アニメート!ほんで川崎博嗣監督という事でこのクオリティに反比例して展開に不安をかんじ始める…。以下ネタバレというか、口汚い雑言かもです…読まなくていいよ。

鬼神伝
アヴァンから一転、舞台は現代日本に。先程から仏教モチーフが頻出しており、善行やら道徳心やらが繰り返し明示。主人公天童純はどこにでもいるような、でもちょっと弱気な中学生。「勇気なんかあったって死んだらおしまいやん」。原作は高田崇史というひとなんだが、うーん…どっかの宗教団体が作らせたのか…?そんな終わらない日常に鬼が紛れ込む(これまた後半のネタ割れかんがえるとなんで?)。このへんで西尾鉄也の、『スカイ・クロラ』から更に丸っこくなった(凄腕メーターの終着駅というか最終着地点というか、もはやうつのみや理『とべ!くじらのピーク』や『御先祖様万々歳!』、なかむらたかし『パルムの樹』みたいな)キャラデの雰囲気にノレなくなってくる。で、先のウジウジとした中学生の主人公が平安時代に強制的に連れてこられる(これがもう実に日本のアニメ的な、もう典型的な平和主義者で事なかれ主義の若者)。やがて付される"救いのミコ"、身体にある竜のアザなどのお約束。序盤のパートナーはライコ君。この子ツンデレ。オンナノコが一向に出てこなくって、なんだかもう衆道くさくなる。

冒頭の闘いもそうだし、オロチが目覚めるクダリの戦闘もそうだけど、ずーっと絶え間なくアクションとエフェクト!いよいよオロチ登場で、なんとなく"グズグズで純和風な『ヒックとドラゴン』"といった風情に。極力ネタ割れないように紹介しようとすると、とにかくにっくき仇で平安を脅かす鬼たちにも事情があってですねー。そういうのがバカバカと開陳されていく(オンナノコも登場、パートナーチェンジ)。もう本当に…もうおれはなにを観ているのかなって。サンカとか解同なんかがモチーフなのか、単に平安時代で白人対インディアンみたいな筋にしたかったのか不明だが、こんなんで許されるんでしょうか?見世物として。

そうこうして物語の主張は「人間も自然の一部」とかなんとか、いまどき自然破壊や人間による開発批判なぞをしはじめる。宴のシーンでの祝祭感の欠落や、鬼と呼ばれている側の主張のシーンでも、いきなり白バックでスカスカになってて、現場の疲労度が増しているのをかんじる…。360度PANで人物ドラマ上の盛り上がりを演出したりするのはいいのだが、あまりにも使いすぎだし。心の傷がどうのこうのとか、主人公最後バーサク状態になって、それもこれまで云いそうにもなかった格好いいセリフ吐かせて締めるのはいかがなものかとおもうよ(やっぱりな~とおもったけど)。これだけ名うての原画マンそろえて、がんばって描かせて、日銭は出ても結果これでは先々なにも残らんでしょう…。

鬼神伝

(5日、フォーラム5)
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