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マイ・バック・ページ (2011)
2011 / 06 / 11 ( Sat )
とりあえず長さ(141分)をかんじさせない絶妙なつくりだなっておもいました。反面、切れないでひたすらに流れるカットを役者(だいたい妻夫木くん)に依りながら撮ってるもので、ちょっとあざとかったり、淡々と品よくまとめつつも、放っておくと情に棹差しはじめる芝居や演出に違和感かんじたりもした。とはいえ、『どんてん生活』のひとがここまで重たい話しをそれなりにみせてくれるなんてな~って、観ながら感慨にふけった。それと一部でご指摘のとおり『ゾディアック』みたいだな~って(シリアルキラも過激派もおんなじ)。けっこう近いのにざらっとしてる近藤龍人の撮影よかったです。クラムボンのひとの劇伴も驚きっつーか場馴れした感半端ないし…あーあとVFXは小田一生&Nice+Dayでした。

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原作は同名の川本三郎の回想記。性格がさいわいしてか(またかー)60年代後半の革命運動に自らは淫することができないまま、素直に東大出て大手新聞社に就職して、週刊誌のトップ屋見習いになったジャ-ナリストきどりで熱狂に片手突っ込みたくているロマンチストの(でも…ただのサラリーマンである)若者・妻夫木聡と、彼よりさらに若い活動家見習い(つか、ワナビー)だけど妙に人好きして、世が世なら新興宗教の教祖やマルチの元締めなんかできそうな胡散臭い青年・松山ケンイチとの、なんつーか終わりの季節を背景にした友情だったり共犯関係だったり…の相互依存、悲劇や最終的な顛末を(それなりのリサーチと努力の跡を伺わせながら)、俊英・山下敦弘が活写する。

それは本当もうかなり満足のいく形で再現しているとおもう。いつしか円の中心に据えられてしまう妻夫木の夜泣きしそうな子どもっぽさも秀逸だが、すたれ気味だったとはいえロックスターとまだイーブンだった革命家って存在に(主義主張も中身なんにもないのに)ひたすら成りたがった、単に名声欲しがるあまり口八丁手八丁でドツボに周囲を叩き込んでいった松ケンのほうに痺れた。石橋杏奈、忽那汐里、韓英恵といった、どれを選んでも大正解な女優陣をはじめ、古舘寛治や菅原大吉、中村育二ら良いツラ構えが沢山観れて愉しかったですよー。

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(10日、フォーラム4)
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