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127時間 (2010)
2011 / 07 / 01 ( Fri )
とにかくただ単に、テメエでテメエのケツを拭くっていうだけの、だけど至極真っ当な、いまやどこの教育現場でも教えなくなった大事なことをよ、世に云う映像派のなかでもピカイチでMTV感覚にやたら長けてるダニやんことダニー・ボイルが華麗かつシンプルに描く。基本的にダニやんはテンション高めにノリノリになる映画ばっかり撮りやがる。でもほとんどわるい冗談みたいな(いわゆる括弧つきの)「運命」ってやつに徹底的に翻弄される主人公が、一気に形勢逆転ねらうお話し(ついでにやたらなカタルシスもコミコミで)ばかり撮っている信用の置けるオトコ。そして手練手管弄してノリ一発だけではなく、技法やスタイルに淫することなく制御しきる術も獲得している稀有な作家でもあろう。本作はオスカー獲っちゃった『スラムドッグ~』に比べてもこっちのほうが遥かに傑作!スカッとする一本でもある。以下ネタバレというか、マンマ書きます。

127時間
たっぷり目の長さでアヴァンタイトルがスタート…いくつもの印象的なシーンがちりばめられ、必然としか云いようのない画面分割、タイポがテンポよくちりばめられ、これから起こるであろう衝撃のクライマックスめがけて燃料をくべていく。ついでに序盤で若いチャンネーなんかもウフフキャハハって登場して、カタルシスも早々とかんじさせつつようやくタイトル。要するによ、ジェームズ・フランコが、どっかの岩山とじこめられて右腕カットオフするだけの、飲尿あり人体破壊ありのキワモノ映画です。なのに、なんでこんなにハラハラドキドキしてアガるのか、タギるのか。無論さまざまな技法は駆使される。

たとえばDVカムやデジカメの主観ショットやあまりに極端すぎる回想シーン、妄想シーン。ついでに生理現象なんかユーモアというよりギャグの類にまで立ちのぼる。これら含め全体のバランスが非常によい。どれかが際立って主張しているわけでもなく、必要にして十分というか…。そして一人芝居ですんで、主人公演じるジェームズ・フランコもとてもいいです。今際のキワでさ、元カノのこと薄ボンヤリかんがえてしまって後悔先に立たずで、ウワーどうしようってアタマ抱えてしまったり、それとちょっと前に出会ったチャンネーの動画見ててムラムラ来ちまって、ウワーどうしようってアタマ抱えてしまったり、ひじょうに好感がもてる。まあ、いい映画だけど、本当おれアウトドアとか到底無理だわ…っておもってしまいました。

127時間

(6月26日、フォーラム1にて)
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