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六ヶ所村ラプソディー (2006)
2011 / 08 / 11 ( Thu )
その作品名は3.11以前も以後も、何度も聞き及んでいたし、鎌仲ひとみというひとの名もなんとなく耳にしていた。まあおそらく、時勢にばっちり合っているとはいえ、きっと退屈なドキュメンタリーなんだろうな~程度の認識しかなかった。じっさい…まあそうなんですけど。だし、そんなにハッとすることも、正直なかった。(それでもこのタイミングで観ることには価値があるのだろう。客席は満員、補助席も出ていた)。

青森の六ヶ所村にある日本原燃の核燃料再処理施設の稼動までを追うのだが、なんつうか、ちょっと冗長なのだが、そこに住まう住民たちの賛否意見を、極力両方から、おなじくらいの分量で、片側に加担しないように(してますが)、フォローしているあたり見所なのかもしれない。あまり声高に反原発を訴えるより、相反する意見をおなじテーブルに載せるあたり、アレルギーが出ないかもしれないし…とはいえ原燃本体の関係者が一切登場しないのは片手落ちでしょうね(東大の斑目、京大の小出といった3.11以降も大活躍の論客もバランスよく配されているが)。

基本的に女性目線で共感を得る方向にキャメラは振り向けられる。データをこれでもかと繰り出して危機感を煽るようなつくりでないため、逆に物足りなさもかんじた。作中、無農薬野菜を栽培する女性が登場し、賛成も反対もしない中立の立場がいかに卑怯であるか(なので、意見し行動しようと促す)…そんなこと訴えるクダリがある。もはや3.11を経てしまうと、個人的には当然反原発だが、話しは単純じゃない(とおもう)。作中で登場して意見をキッチリ述べる女性たちに、力づよさ、たくましさがかんじられるものの、なぜか彼女たちに男の影をかんじとれない。反面、実利を取ってなげやりで、活力を失ってしまっているのは作中の男だけ(スクラップブックまみれでぶれてない『原発切抜帖』の土本典昭のぞく)。だいたいおれだって元気が出ない。なんだか、いよいよ無力感募る。

六ヶ所村ラプソディー

(10日、フォーラム4)
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