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スーパー! (2010)
2011 / 09 / 12 ( Mon )
なかなか人でなしの、でも真摯すぎる位真摯な、真っ当なヒーロー映画でした。まんまな説明しますけど、現実の人間がアメコミのスーパーヒーロー的存在を目指すと、そして行動に移すと、こうなるよ?アナタだいじょうぶ?的な警句しか発せられない、むごい内容。画面には信用置けるようなマトモなやつはひとりもいないし、じっさいおわり際には多数が落命している。それでもなぜか魂に響くのはなぜなんだろう。入り口と出口がちがうとか、最期の救済ぶりが半端ないとか、いろいろあるだろうけど…とにかく、(入り口はともかく)きれいごとで済ませてないあたりがポイントなんじゃないかなー。あ、『キック・アス』との比較の前に、『SUPER 8/スーパーエイト』の百倍はおもしろいとおもいました。

スーパー!
本作を『キック・アス』のハードコア版、ミドルエイジ版と見なす向きも分かるんすけど、でもなんかちがうきがする。たぶん『キック・アス』の特殊学級版というか、低偏差値版ですよきっと。冴えない主人公がヒーローになる経緯や、ちょうキュートなサイドキックの登場も似ている。ただそれは初期設定であって単なる基本構図でしかない。とにかくえらく品がなくてゲスで、一瞬も救いがかんじられなくて(ゆえラストアガる)、むろん共感から程遠いクリムゾンボルトとボルティーののんきな活躍に、こちらは怖気しかかんじられない。その人体破壊ぶりは案外高マークしてた『キック・アス』を凌駕するほど。ほんとどうかしてる。

序盤は、なんつうの?薄くほのぐらいユーモアがあった。オープニングは15年位前の大阪芸大"グループCAS"ばりにグリグリと動いてたし、天啓っつーか、タッチドバイザハンドオブゴッドのシーンも、まあクスクスと。ビッチやファックになんでナカグロ?が入るのかなーとかおもいながらも。けれど、足をパキュンと射抜かれたあたりから全体トーンがぐにゃっと曲がり始める。あいだに追突シーンと発情シーン、そしてアームドしてくションベンタイムを挟みこみながら、悪党の館に乗りこんでいく…まさしくここも、ヒーローものの常道なんだろうけど、でもなんなんだろこの退路のなさぶりは。その結果もまさしくその通り。はたしてあれがハッピーエンドなのか、わからないけれど、艱難辛苦を通過した巨大な赦されぶりは、やはりきらいになれない。監督はトロマ出身のジェームズ・ガン。主人公で寝取られのクズ白人にレイン・ウィルソン(いろいろ出ているが、やはり『Gガール 破壊的な彼女』のひと、という印象)。キュートかつ知恵の足りないボルティーにエレン・ペイジ。ほかリヴ・タイラー、ケヴィン・ベーコンと妙に豪華。あ、ボイスキャスト(カミサマ役)でロブ・ゾンビの名前もあったよ。

スーパー!

(11日、フォーラム1)
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