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アルマジロ [Armadillo] (2010)
2011 / 10 / 09 ( Sun )
アフガニスタンのPKO活動のために派兵されたデンマークの兵士たちに肉迫、最前線基地アルマジロ・キャンプでの緊張感に満ちた日々を綴る。タリバンとの交戦もはらんだテンションの高い日常のなかで過ごすうち、兵士たちは次第にアドレナリン中毒に陥っていく。テレビドラマ製作の経験もあるヤヌス・メッツ監督の、スピード感に満ちた語り口。兵士たちとともに銃撃戦のなかでカメラを回し続け、兵士たちの興奮状態を浮かび上がらせる。

(YIDFF: 2011: インターナショナル・コンペティションHPより)

アルマジロ
簡単に云うと昨今の戦争映画のフォームにのっとった劇映画ふうの作り。上映仕様に「デンマーク/2010/デンマーク語、英語/カラー/35mm/101分」ってあんだけど、いわゆる"銀残し"ふうデジタル画だったすけどね。クレジットにDVDオーサリング担当とか挙がってたし(まあ、知ったかしても仕方ないのでどうでもいい)。とにかく本作は○○ふう、って表現しか持ち得ない。基本PKOで派兵されたデンマークの若い兵士達の、焦燥と倦怠と、ゆえの交戦、エキサイトメント、エキゾーストみたいな、あとはタリバン殲滅のための派兵で田畑や家畜や家屋ぶっ壊されて憤りのやり場ない地元民が多少、登場。肝心のタリバン(とおぼしき連中)はギリモザで死体になって登場。だいたいそんななの。

見所は交戦シーンなんだが、擬似ドキュメンタリー的な画作りの劇映画があまねく跋扈し敷衍してて、たとえばFPSとかPOVといった略称から得られる近現代な興奮だったり、コーボールド風味のエフェクトだったりポール・グリーングラス的詐術だったり、そんなかんじなんすよ(ヘルメットにカメラ付けてるとか、これまたどうでも)。大概退屈なPKO活動の真っ最中、文字通りの戦場で、二人の人物を写し撮るときよ、どうすれば最低三箇所の視点でカット割れてて、どうすれば台詞もきれいに同期同録できるんでしょうね。ついでにアホみたいに低音がブリブリ効いた、いかにもな劇伴、サウンドデザインも加わって、とってもドラマチック。正直眠くなった。

(山形市中央公民館6F、YIDFF 2011 インターナショナル・コンペティション)
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コメント
--映画?ドキュメンタリー?--

スミマセン、通りすがりのものです。
私もこのドキュメンタリー(?)を見たのですが
それなりにおもしろかったです。

率直に聞きますが、これはドキュメンタリーでしょうか
ドキュメンタリータッチの映画(フィクション)でしょうか。
私は映画と思うのですが、何かご存知でしょうか?
by: 通りすがりです。 * 2011/10/20 11:43 * URL [ 編集] | page top↑
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はじめまして、コメントありがとうございます。

率直に云って、これも劇映画を模した「ドキュメンタリー」だと個人的におもってます。
(正直フィクション/ノンフィクションの手前で、ちょっと退屈にかんじました)
再現映画とかフィクションだとか、その境界はあいまいですが、これは観る人の捉え方次第でいいのではないでしょうか。

本作品を山形国際ドキュメンタリー映画祭で観まして、終了後に監督のティーチインがありました。
観客からの最初の質問で、大意として「構成要素すべてがあまりにも用意周到すぎるけど??」という本質的な問いかけがなされて、それに監督さんは「準備や取材は相当量行っている」といった返答をされたようです。
(うろ覚えスミマセン。この質疑応答、途中で退席したもので)

きになったのは、地元市民の顔にモザイクがかかる人と、かからない人がいた点ですね。
かからない人は果たして役者だったのか・・
by: ナーニカ * 2011/10/20 12:26 * URL [ 編集] | page top↑
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ご回答ありがとうございます。

先ほど山形国際ドキュメンタリー映画祭の事務局の方にも
質問したのですが「ドキュメンタリー映画」だと話しておられました。
しかしこの作品は、ハリウッド映画のように編集されてあり
制作側がドキュメンタリー映画として応募されたのなら
たとえ100%演出があっても、ドキュメンタリー映画として
扱いますと話しておられました。

また、映像は実際に現地で撮影されたという話だそうです。
(個人的には役者さんと使ったり、現地以外で撮影されたものもあると思います)
by: 通りすがり * 2011/10/20 15:02 * URL [ 編集] | page top↑
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面白ければ基本どっちでも、なんでもアリだとおもうのですが、本作はどっちつかずといいますか・・・複雑なきもちで観ていました。
(まあ、事務局の方のおっしゃる映画祭主旨も理解できます)

ドキュメンタリー映画一般について知見がある訳ではありませんが、たとえば『ミスター・ピリペンコと潜水艦』という作品も、同様に中途半端なきもちになった作品でした。
市井の、一風変わった男の生活追うのに、クレーン車かイントレ組みの俯瞰ショットは不要だとおもうんすよねー。

http://daliandisease.blog47.fc2.com/blog-entry-1225.html

正直に云いますと、この『アルマジロ』にはもっとウソを吐いてほしかった、やるなら徹底して(盛り上げまくる)演出してほしかったなーと、そうおもいます。
by: ナーニカ * 2011/10/20 23:24 * URL [ 編集] | page top↑
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