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ゴーストライター (2010)
2011 / 12 / 19 ( Mon )
やっぱポランスキーって、別格的な炉利おじさんつかタイトルホルダー的存在じゃん。彼ともなるとよ、撮る映画はそこらの十把一絡げとはちがうというか、善人やらテレビ屋やらCG屋の撮るモドキなどと一線画しているのが本作で理解できる。初っ端フェリーで置き去りにされたBMWのⅩ5レッカーシーンから、尋常でなく興奮しながら観てた。ああ、これが映画なんだろうな…善人やらテレビ屋やらCG屋の撮る、善男善女が面白おかしく登場して、三等国のスタジオの韓国製台湾製PCの演算で醸造された興奮や感動に一喜一憂するのに、倦んできていたタイミングなので尚更。以下ネタバレあり。

ゴーストライター
お願い!プライムミニスター!ってなかんじで、謎の死を遂げたゴーストライターの後を受けて、英国首相ピアース・ブロスナンの自伝を書かなきゃならなくなったユアン・マクレガー。最初は、まあ、きのりしない。リリーフ仕事だから当然だが、キナ臭い疑念が沸き起こりながらブロスナンのいるアメリカ(らしい・・・)まで渡って作業開始するものの、首相本人にホットなスキャンダル、重大犯罪への嫌疑がかけられはじめ、スピーチ作文して褒められたり、据え膳喰ったりしてマクレガーどんどんドツボにはまるのであった…。

アクチュアルな話題に、え!まじで!?っていう都合のよさが加味され、監督自身当局に拘束されたりされなかったりの撮影で時間がないのか(ぜんぜん調べるきなし)、ムダのないカットと沈うつなルックに、まずは酔いしれる。グダグダなトコもじつは相当ある。前任者の死に関して、解決の糸口がぽろぽろと道にパン屑が落ちているような状態だし、「島」と「本土」との距離感(そして本土以後の地点移動のニュアンス)もまるで伝わらない(なんか、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』程度の手狭な舞台構成なのかなって)。あの英国空てい部隊OBの襲撃成功だって、自身を重ねつつ、アメリカって国をポランスキーは舐めているとしかおもえない(まあ、舐めているんでしょう)。

でも、バサーって折角片づけした枯れ草が舞ったり、デモ隊すりぬけて邸宅入るトコとか、すっげどきどきしながら観た。ため息しか出ないっつーか。オーラス、2ちゃんでいう縦読み~伝言ゲーム~切れないカットと共にフレーム外での出来事。あの一連は、先に挙げた善人やらテレビ屋やらCG屋の撮るモドキとは勿論一線画すものの、とりたててオリジナリティのあるものではない。けれど、でも指名手配で拘束された御年78才の映画監督が、とてつもないヤマっ気たっぷりで「どうよどうよ?」って興奮を届けたのだと、そうおもった瞬間失禁するほど咽んでしまった。

ゴーストライター

(8日、フォーラム4)
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