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恋の罪 (2011)
2012 / 01 / 31 ( Tue )
まず単純に、面白い箇所とそうでないどうしようもない箇所とのギャップありすぎて、乗れずじまい。この原因を考えていくと、やはりデタラメなんだなあ…じゃあ、そういう感想でも仕方ないや!って境地までいって、なお帰り道にヨロヨロと性的な不満抱えながら赤いカルディナ確認しによなよなペンギンしてしまう程度には、たしかに頭蓋熱を帯びていた。部屋戻って発泡酒500ミリ空けて、NHKで優香の出てるドラマ見て、あれれ?って。風呂入って出てくるころには、まあ…穴開きすぎだろって。かなり贔屓目で眺めていたので、納得するのに時間がかかったのであった。以下ネタバレあり。

恋の罪
神楽坂恵、冨樫真、水野美紀って…点が線にも面にもならなそうな三人の女が登場し、それぞれがこぞって現在位置を確認しながら素潜りしてって誰が一番下まで往けるかなー?って競い合ってるような話し、に園子温したかったんだろうなーと。序盤の、女のサガ本性を神楽坂恵がOJTで学んで味わって落っこちてくさま迄はよかったんよ。貞淑な良妻が、ズブズブと深みにはまってく…まあ、筋ベタだけども『冷たい熱帯魚』同様、半端ない脱ぎっぷりで現在位置を体現させる、こちらを魅了する。けどさー。立ちんぼの冨樫真パイセンが偉そうに一席二席ぶってくあたりから極端に退屈になる。

んまーいいのよ。城がどうとか、田村隆一とか。すきなだけ「言葉」、喋りたければ(ないし喋らなければ)。けどとにかくシツコイ。馬鹿の一つ覚えで「…日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで…」。巨乳と貧乳(この言葉はきらいなので微乳といい換えたいが、今回は許せない)とが、ぴーちくぱーちく、怒号と涙と鼻水色ペンキ浴びせあいながら、こちらに伝わらない手前の回路で成立している言葉を、おなじく浴びせあっている。おれ、単に堕ちていくスケベな女がただ観たいだけで、その成立過程が観たいだけなのだな…って、おれの感性の貧困さを恨んだりもした。くりぃむレモン的意味でエスカレーションが観たかったのに。途中師弟で売春の自分内ルールのレクチャーになって、ここはまあまあ、なんとなく面白かった。

でね、なにが問題かというと、表裏きつい影を持ち合わせている三人の女の中で、誰が一番ヤバいか、って心底くだらないルーティンに紛れてしまい、神楽坂や水野が携えていた「獣のようにハメまくりたいワタシらメスって一体なんなわけ!?」ってテーマ作中で醸造させることを放棄(まだ、モチーフどおり勤務先TEPCOだったならグイグイいけたのに…)、結局、「こんな下品なビャッチになったのは根腐った血縁のせいですー」って、退屈極まりないオチに収斂してしまう。個人的なテメーの事情なんかしらねーよ。完全にこれまでの条理が覆されて(さすがに神楽坂と冨樫の過去なぞ比較しようがないわけです)、異常な一家のお話しにすりかわる。ただくやしいのはこの血族のスジになった途端、またちがった面白さになるわけ。大方斐紗子演ずるおかあさん最高なわけ。

まあ…冒頭の『イノセンス』髣髴とさせる猟奇殺人ってのもアイキャッチなだけだし、ぜんぜんつながらない。勝手に盛り上がって勝手に鎮火していく。90年代の渋谷で、あんな廃屋で春鬻いで客単価5Kってのがわっかんない。三人とも高学歴だったり、カネに苦労していない点でモチーフに被さるのだろうが…全員の初期設定が異常すぎるのよね。とにかく延々、女が堕していくさまを観たかったのであって、あと水野は脱ぎ損。たとえあと30分長くなったとしても、ほかの二人と等分で脱いでないとパワーバランスで負けてしまう。いっそ、脱がなきゃよかったのに、よりも、もっとがっちり脱いでほしかった。あとはまあ、水野が終始、あれだけ水浴びしてるのに湿気の足らない褪めた顔つきだったことに慄いた。

恋の罪

(24日、フォーラム1)
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