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TIME/タイム (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
ふざけた話だがきちんと面白い。信用のおけるアンドリュー・ニコルだし、ある程度の保証がついていたが、事前に少なからずあった不安は、まずは相変わらずの品のいい建築趣味やキャスティングで払拭(ジャスティン・ティンバーレイクひとり野趣を醸す)。つづいて、腺病質な印象しかないキリアン・マーフィが、とても25に見えないオッサンになってて、これはこれで見応え十分。アイディアとして、お金を時間に読み替えて、誰しも時間だけは平等………にしない徹底した格差ギャグを設けたアンドリュー・ニコルお得意のディストピアもの。そこに身分ちがいのロマンスやら社会変革やら義賊っぽい小ネタが挟み込まれる。

TIME/タイム
繰り返すが、かなりアホみたいな舞台設定だが、じゃあなんでアホみたいな舞台にしなくてはならなかったのか?ってこと。次第に笑えなくなり、いまの社会との合致ぶりに身震いがする。ようするに、意図的な格差是認と国策としての搾取が横行するいまの世の中と、生かさず殺さず~いや殺しましょー!むしろ生活の安全保証なんて少数の支配側が握ってんだよ!みたいな富裕層の支配する作中世界と、まるでちがわない。

かなり大雑把なヒロイズムで処理がなされるし、ラストもどうかとおもう(少なくとも爽快と云いがたい)。見た目25以上がいないっていう大ネタが、まんまビジュアル上のキモになっていくはずが、なんだかズズズと上滑りしている(ネタ自体があまりに漫画な故)。けど、アンドリュー・ニコルの憤りは嫌って云うほど伝わる。肌あいは『ガダカ』、『シモーヌ』なれど、苦手っぽい活劇も盛り込んで(わるいがタイムバトルはかなり厳しかった)、結果『ロード・オブ・ウォー』より率直な娯楽作に仕上がってた。ずいぶん寡作だけど、こういう娯楽作いっぱい撮ってほしいなあ。

TIME/タイム

(2月18日、ソラリス1)
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