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僕達急行 A列車で行こう (2011)
2012 / 04 / 15 ( Sun )
観たい観たい観たい観たい…!!ずっと、観たくて、やっと観られた。亡くなったから急速にそんなことを考えているんです。そんな、ニワカで、おれはけっこうです。正直、森田芳光バカにしてた時期もあった。おれの森田初体験は『そろばんずく』で、そこでキチンと洗礼受けたつーか度肝抜かれたはずなのに、『(ハル)』や『黒い家』で歓喜したはずだったのに、一時期おれんなかで勝手に評価下げてた。ぐおおお!!とおもったのは『わたし出すわ』観てで(『間宮兄弟』ではそこまで無理だった)、黒沢清の不在時期を慰めてくれたと勝手に解釈していた(とはいえ、『武士の家計簿』はいまだ未見)。なのでしんでから正直に告白するが、おれは亡くなってから『(ハル)』『家族ゲーム』のDVDをあわてて購入し再見したニワカ。本作はもう一回云うけど観たくて観たくて観たくて観たくて…。

僕達急行 A列車で行こう
鉄道が趣味な、純粋でそこにいるだけの若い男ふたり(松山ケンイチと瑛太)が、仕事でのそれなりの苦労や、成就しづらい恋愛に生きるコメディ。おそろしく都合がいい展開もあるが、だって映画だからそんな事いいんだよ。作中でさまざまな人物がでてくるが、造形は表面的で掘り下げは浅い。けれど、皆なんらかの職業についており、なんらかの趣味をもち性格を発揮し、声高ではないが主張をする。これまでの森田作品同様、勤め人、職業人について、ひとつの仕事を見つめる姿勢はかわらない(そしてちょっぴり、問題意識を封入する…本作ではディべロッパーによる地方開発)。なんというか…仕事と趣味との折り合いのつけ方について非常に真摯なものをかんじるし、べつに彼女がいてもいなくても、恋愛ベタでもいいじゃない、というやわらかく暖かな視線があって、ひじょうに観ていて心地いい。

フィルモグラフィきちんと追ったわけではないが、構造やルックまで含めてだいたい森田ってこんな作品ばっかり撮ってるよ。これまでだって鉄道や就業している人々ってのは重要なモチーフだった。で、きっとこれからも本作のような作品撮りたかったにちがいない。それくらい一貫したつくりで、観ていてエヘヘって笑みがこぼれながらも、やたらしんみりした。おれは、なんだか、このふたりの恋愛についての歩み方というか、それが身につまされたな。鉄オタの日常なんて、どうでもいい。松竹調のサラリーマンものにもならない。けっして、仕事が順調で気の合う友人との付き合いだけがあれば、恋人なんて要らない、ってな単純な話しではなくて(それは失恋後のシーン観れば分かる)、基本的にいまのひとは孤独で、そんなひとが、仕事や恋愛では図れない人付き合いをする、だけのシンプルな話しなのだと。そんなことを伝えるだけの映画を、こんなふうに撮ってしまう。なんかもう、言葉にならないね。いい映画でした。

僕達急行 A列車で行こう

(ムービーオン シアター2)
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