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ももへの手紙 (2012)
2012 / 05 / 26 ( Sat )
話にしろ沖浦啓之のオリジナルだし、画にしろ、ジブリふう…ともちがうわけだが(作画や背景、音響監督など互いに被るとはいえ)、でもまあ、ジブリ的イメージの売り方狙っているのは理解できる。しかしキャラにしろ所作にしろレイアウトにしろ…いかんせん画がね。おそろしく地味。クオリティはクソ高いIGの本家本元の仕事というか、そのあたりのリアル系作画アニメの最新事例ってきも(こういう等身のキャラが、現代劇でコミカルにグリグリ動くっていうのは、なんだか今敏あたりも想起)。

ももへの手紙
影の付かないフォルム主義の画づくりで、片田舎の少女の物語をつむぐって熱意やチャレンジ精神は買えるんだ。そりゃ味わい深いけど、云うなればジブリのように受け入れられるのだろうか?って。おれは観ながら、頭のなかで先のようなゴタクをならべ、ぼんやりとスクリーン眺めていた。主人公“もも”の、地味すぎてかわいげもない、笑顔も言葉数もない、そんな一人ぼっちの少女なんか観たって…。あ、おかあさん(CV:優香)、ありゃ相当いいな…。

そんなものは、妖怪が正々堂々と姿現し始めるとどうでもよくなる!そのへんの理由は説得力に乏しいが、俄然イキイキとし始める。急速にコメディに振れるしアクションも軽快!喰い詰めた3馬鹿妖怪(それぞれCVは西田敏行、山寺宏一、チョー)と、ももとで裏山へハンティング。ウリ坊を賭けた必死のチェイス(おなか空いてるからって盗んじゃいけないよな…!)。そしてお母さんとのすれちがい、いきちがい、そして成長物語たらしめるべく舞台状況としての台風接近。

暴風豪雨のなかフチコマのような、多脚戦車のような化け物らに護られながら、ももは原付で疾駆。おれはハンカチ握りしめたまま。理知的な、といったらアレだけど、一方的で野蛮なだけだった(そこがよいのだが)『ポニョ』への、沖浦からの回答なのではないか…まあ、じぶんでもかんがえないで適当に書いちゃってますが。そもそも、一人ひとりができる事って、そんなにないし、人間なんてそもそも頼りない。タイトルそのままのお手盛り展開でも、おれは構わない。誰かになにか云ってほしい。イイトシしたオヤジがまぶた腫らしながら、ラスト威勢よく飛びこんだももを観ながら、そんなことおもった。

ももへの手紙

(23日、ムービーオン シアター10)
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