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SHAME -シェイム- (2011)
2012 / 06 / 10 ( Sun )
NYを舞台にして、セックス中毒のマイケル・ファスベンダーとキャリー・マリガンの兄妹が、なんつうか禁じられたドロドロの愛に漬かってしまう、みたいな話しかとおもったら途中までは合ってた、けどなんかちがう。監督はスティーヴ・マックィーンなんつう格好いい名前のひとです(どんなひとかはしらない)。窓ガラスや鏡面やら、とにかく映りこみの表現が多用されていて、一見ヤンエグの空虚さや軽薄さ、不全さがモチーフだったブレット・イーストン・エリス(『アメリカン・サイコ』)にも似ているけど、どっちか云うと、うつろさが全面に出されているふう。もの凄く予想どおりのクライマックスつかオチで(それ自体はわるくない)、結局はもう、基本的にコミュ障の話しっすよ。

SHAME -シェイム-
もう完ぺきセックス中毒で、つか四六時中シコってないと気分が済まないなんかよくわかんないけど、仕事もカネも立派な家もある色男(マイケル)が、とにかくじぶんの下半身と一緒に魂の彷徨をしつづける。会社の男子便所や自宅の浴室、まれに路地裏やゲイクラブ…ナイトアンドデイ、まさに時と場所を選ばず、生身のオンナでもXVIDEOSでもチャットのオンナでも、なんでもござれのモノノフ(使用法に誤り)だったりする。だって、上司から「お前のハードディスクは汚れてる」と指摘されてしまう(職場PCのウィルス感染で判明)程度にはいかれてる、とにかく射精りたくて仕方のない奴なの。

そこに、なんかトラブルメーカーな唯一の肉親たるメンヘ系肉ビッチの妹ちゃん(キャリー)が闖入者よろしくやってくる。こいつのせいで…このクソアマせいで、なんかすべてがうまくいかなくなる。どうにも調子狂わされてしまって…的な、ここまでは予想していたトコで、こっから禁断の愛、みたいな展開にはならない(んまそらあまりにベタすぎるのは確かだ)。

すったもんだがあって、一瞬自分を省みたりとやや内省的なだけで、原因究明も救済も果たされない。ただなんらかにきがついて、嗚咽漏らしながらその場に倒れこんでしまう。単なる妹ちゃん萌えの話でもない。あとさー、勃たなくて落ちこむ後日談ひっくるめて、黒人女性とのレストランのくだりが沁みた。ありゃ残したおかずがっついて腹くだしたみたいに、かなり喰らった。享楽的に段取り踏んでじぶんのホームゲームに仕立ててるつもりが、一瞬の惑いで事態急変、説教部屋に放り込まれてしまった気まずさがムンムンで。

SHAME -シェイム-

(フォーラム1)
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