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ねらわれた学園 (2012)
2013 / 02 / 24 ( Sun )
のっけ春のあらし。

フォトリアルで実写的レイアウトで切り取られた背景に、いまふうの可愛らしくコロコロと(カットも入らず)動きまくるキャラクターが載る。そしてそこにチームタニグチによる特効(だよね)・・・過剰ともいえるほどレンズフレアやハレーションといった光学的エフェクトがゴテゴテに盛られて、ある時期の新海誠を拡張させたかのよう(ないし、劇映画でここまで過剰な光源表現は、ジェレミー・ブレイクの『パンチドランク・ラブ』仕事以来では?J.J.のは児戯)。なんだか全編にわたってそうなの。あと、方法論的に『イノセンス』の北端シーンをも想起させる。鳥とかも。

大人はいない。いても実在感ないし、紙切れのようにペラい都合をつけるだけ。

14歳、プラグスーツが良く似合いそうなチルドレンが皆、一斉にしゃべくって、突然激昂したかとおもえば、いきなりの暴力。感情ぶつけあって、一斉に頬あからめる。なんなんだ?

ある種のムードが、予感が漂い続ける。

なーんかディスカッション劇みたい・・・いまのアニメってこんな皆しゃべり倒すものなの?・・・まず新海とのちがいはそこにある(そらそうだ)。ベタで被さるピアノ、ドビュッシー。これ、エヴァ/ガイナ/カラー的な、庵野とその周辺が長期にわたって量産し、横溢させた90年代的ムードってヤツへの、サンライズからの返答なのかなーなどと勝手にかんがえてしまう。

そして、なんだか妙な高ぶりがある。いやいや。これ見事なんじゃん?すごいもの、観せてもらってるんじゃん?さらに感情の、ダイレクトなアトノセ合戦は激化し、ハッとした表情させた直後のセリフ、つづく漫画じみた///な赤らめた頬、社会の窓、糸電話、唐突なキッス(圧巻!見事!)、ねらわれた携帯・・・。

「ぶっちゃけたよ、バーカ!」。火蓋切られる。

セリフもシーンも断片の寄せ集め、ひとりごちするダイアログ(かとおもえばえらくシュールなシーンも。海水浴とか、ナツキのケンジへの唐突なる粗暴さとか)。やはり見事としか。ホント云えば、『ヱヴァQ』で見つけたかったぬくもり、あたたかさがここにある。監督は中村亮介というひとで、どんな仕事してるのか分からんけど確信持って撮られている事は理解できる(マッドハウス仕事してるみたいなのでサンライズプロパーって訳でもなさそう)。それと特筆すべきは渡辺麻友!まゆゆマジ巧い!総じてよかったです。

ねらわれた学園(2012)

(23日、ソラリス3)
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