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イノセント・ガーデン (2013)
2013 / 07 / 21 ( Sun )
パク・チャヌク先輩のハリウッド進出作。製作はスコットフリーで、宣伝文句としては『ブラック・スワン』のチームが云々・・・そんな変種のサスペンス風味のガーリームーヴィーといったノリだったきがする、が、痕跡としては(クレジットをみるかぎり)、劇伴にクリント・マンセルの名があるくらいしか。プロダクションデザインの人は共通みたいですが。あ、出演者にハーモニー・コリンの名があったような?見間違い?

謎の死を遂げてしまったお父さんを嘆き悲しむ母娘(キッドマン&ミアしゃん)の前に、ずっと失踪してたこれまた謎な、イケメンな叔父さんが現れて・・・みたいな話し。ミアしゃんは、学園イチの秀才だが、お父さんと狩りに行くのが大スキな一風かわってるが典型的ファザコンで、ヘンテコ能力の保持者。お母さんは、おそらく倦怠と欲求不満のなかにいた面倒なアバズレ(ひどい云い様だが的得てるかと)。大黒柱亡くした家族に、父親の代替というか闖入者として血縁のヤツが入り込む騒動って、ある意味ドラマの典型かとはおもう。そんなことはさておき、パク・チャヌク先輩の専売特許とも云うべき洗練された映像だけども、本作はハリウッドの、それもスコット兄弟のトコ(弟存命中のワークなのかな)でこさえただけあって尋常でなく凝った画が展開される。得てしてパク・チャヌクは、映像的技巧に凝りすぎな面があるけど、ダイナミズムが後退してなんつうかメディアアートみたいな画面と音を延々観ているようなボケた印象しかない。前半は(それでも、ミアしゃんがかわいいので間持ちするのだが・・・)。

あたりまえのようにひとがいなくなって、あまり周囲の環境に変化が訪れず、段々ミアしゃんがペ・ドゥナに見えてきてしまう(んまあ、代替物でしょうが)。でもま、さすがは先輩、連弾のシーンあたりから尋常でない緊張と、ピンク映画のようなエロさとダイナミズムを爆発させる。展開上どんどんパク・チャヌク自国で延々やってた不快感一歩手前のショットを連打し、加えて、(特筆すべき点だが)ハリウッドに渡っても尚脱がせ屋としての矜持を我々に見せつけてくれるのだ!・・・願わくば、もうすこしあのシャワーシーンはしっかりたっぷりポッチリを見せつけてほしかったのだが・・・。

ようするに、若い女とBBAどっち取るのよ的構図はそのままに、籠のなかの鳥が羽ばたいてくその様を、飛翔を、ひじょうに非ハリウッド的倫理観を湛えながらラスト叩きつける。出口にいたって、ここまで主人公が見事に悪に染まってく、それも図抜けたうつくしさと邪悪さで。続編希望&またしてもタランティーノあたりがすきそうな(=ウチら嗜好のスジを読んだ)ネタなので悔しいきすらします。

イノセント・ガーデン(2013)

(7月21日、フォーラム4)
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