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ペタル ダンス (2013)
2013 / 07 / 24 ( Wed )
いまとなってしまえば、あまねくすべてがミラクルの塊であったとしか云えない『好きだ、』をモノにしてしまった石川寛の、待望の新作。

「はしょったね」
「そうかな」
「はしょらないで」

宮崎あおいと風間俊介。冒頭、ノックアウト。ひたすらに時間が経過。断片がながれる。ムードが充満する。まさしく『好きだ、』リプライズの予感。だが甘かった。風が吹いて、願いをつぶやく。ひととの別れがテーマなのか、断ち切られるような別れがほのめかされる。なんかみんな彩度のない服を着て、おもいつきを述べ、鈍磨した時がながれる。話しの結論を避けつつ避けつつ・・・この重みのなさは一体。

ペタル ダンス(2013) image
恋愛っぽさを極力廃した(それでも混入するが)ガーリーな、ロードムービーのセンなのだろうが、基本的に出来のわるいエチュードを雰囲気一辺倒で強引に見せつけられるだけ。まず、宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵・・・肝心の主役四人が見事にかみ合わない。まったくちがう論理でフレームに納まっている。基本的に、安藤のセリフをみんなして待っているような具合(中心核にいなきゃならない忽那汐里が空回り。この子に担わすのは酷だ)。んまあねえ、フッキー待ちで事態が好転するのを期待していたのだが・・・これもダメで(いっそピーター・フックが青森の病院で待ち構えているとかのほうが良かったかもだ。動揺してカタコトの日本語で「えっ・・・なんで?」とか云わす。BGMは"Regret"で)。その場の感情で発話。テーマがデリケートなだけに会話が会話にならない。いやまあ、フッキーの美人ぶりには唸るしかないのですが。

とにかく、実験に付きあわされた感強すぎる。結局誰も引っ張らない(引っ張れない)。恋バナならエチュード有なんでしょうけど、いかんせんテーマがねー。本当、「いま、何マチ?」て瞬間多し。結局忽那汐里のモノローグ足して、かろうじてテイをなしている。とはいえ、普段我々が話しているコトバややりとりなんて、しょせんこんな程度のスカスカした内容なのだろう。いちいちパンチラインに引っかかってては日常は過ごせないし面倒で大変だよね。長々と述べてきましたが、この手の作品になくてはならない奇跡が決定的に足りていない。そこにつきます。あ、音楽に菅野よう子(例の、特徴的なピアノ)とかエンジニアでzAkとか、豪華というか目配せはなされている。

ペタル ダンス(2013)

(7月24日、ムービーオン シアター8)
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