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オブリビオン (2013)
2013 / 06 / 23 ( Sun )
序盤は相当に退屈な、設定なぞって勝手にやってろ的SFで、んまあ、人の住めなくなった地球っていうかつては魅力的としか云い様のないヴィジョンが、いまや・・・たとえば汚泥にすこし地表や建物らしき躯体の一部が露出し、その上に船舶が乗っかっているなどという「らしい」ヴィジョンが、空々しくこっちの内実や迫真に迫らない。震災を経てのヴィジョンだからというのは簡単でしょうが、放射能がどうこうとか、なんつかイージーとしか。ただし、そんなくだらない世界設定で、そもそも空虚なトムクルが次第にがんばり始めると、おれも応援したいっつーか、次第に身を乗り出してしまうのであった。以下、ネタバレ有。んまあ、要するに、人の住めない地球になったって云う事情はさておき、モーガン・フリーマンにイカレ軍属をやらせれば、傑作になるって方程式はまだまだ成り立つのかも(例:『ドリームキャッチャー』)。

緊迫した、あたかも戦争状態が何十年も常態化している、作為的というかお膳立てしている世界で、その成立要件のキーとなるのが代替可能なクローン達である・・・というあたり、そして空戦描写など含め、しょうがないけど押井『スカイ・クロラ』を想起。その、ネタばらしの順番がちがうのと、強烈な自我でもって情況を塗り替えてしまうか否か程度の差だけで。だからまあ、そういう大情況に、過去の記憶がトリガーになって元鞘に戻る/戻らないのわりかし下世話な(理解しやすい)悲恋が覆う。お膳立てを強固にし、永遠の、全人類(全世界)共通の郷愁を喚起せん道具立てとしてアンドリュー・ワイエスの絵画やプロコム・ハルムの曲というのも、全自動的なかんじできらえなくなる。・・・なので、これいい映画じゃないですかねー。けっして深読みを共用するタイプの映画ではないが、部屋のDVDの棚の、アンドリュー・ニコルとかダンカン・ジョーンズとかリチャード・ケリーの隣くらいには置いておきたい、そんな作品にはなっている。あと、キュリレンコやっぱイイオンナっすねー。脱げ!って云わなくていいぐらい脂身のようににじみ出る色気。いい具合に熟れたおばさんになってて却ってグッときた。

オブリビオン(2013)

(6月23日 ソラリス3)
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