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ザ・イースト (2013)
2014 / 03 / 15 ( Sat )
町山智浩が強烈に推してなかったらたぶん素通りしていただろう一本で、なるほど観ておいて損のない、というか劇場行っといてよかったよかったな作品。サスペンス方面に重きを置いた潜入デカ(じゃないけど)もの、ミイラ取りがミイラになる系のスジなのだが、かなり異質な風合いというか、あまりかんじた事のない静かな興奮に包まれながら観た。というのも、主人公サラ(ブリット・マーリング)が元FBIでありながら、現在大企業向けの対テロ商品を取扱うセキュリティ会社に勤務しているビジネスパーソンで、潜入先(であり主な本作の舞台)が環境破壊しまくってる巨大企業に歯向かってる"ザ・イースト"っていうテロ集団のアジトで、あーじゃねこーじゃね云いあいながら、逡巡しながら仲よくなりながら、じぶんも組織の一員としてテロ行為におそるおそる加担していく、って設定なんかちょっとほかに似たような作品が見当たらないもんで、えらくドキドキしながら(このドキドキ感が味わえるだけでも昨今貴重)見入ってしまった。さらに主人公サラにしても、俳優が皆あんまり見かけないツラの連中ばかり(例外として妙にキャラが立ってるエレン・ペイジやパトリシア・クラークソンがいますが・・・エレン・ペイジ、ああいう不機嫌そうな役させると最高だな!度し難い不幸なオチも毎度の事だけど!つかリメイク版『キャリー』は彼女がやるべきだったのでは)。見なれない俳優ばっかりって、なんか画面に緊張感走っていいよね。とくにルーニー・マーラからミステリアスさを引き抜いたかのような主人公のブリット・マーリングの一生懸命ぶりが素敵。・・・素人くさくガキの集団でしかないところに得もいえぬ実在感がある"ザ・イースト"の、フックの強い仲間入り儀式(拘束衣着ての晩餐や死にゆく鹿の腹に手を入れる、または池で身体洗いっこ等々)といったイニシエーション経て、おっかなびっくりテロ行為に乗っかって、控えめに止めようとサラは試みるものの、でもどっか踏みとどまったり、意を決しても人が死んでしまったり。珍妙なリアリティと全体を覆うこの絶妙なバランス感覚、たとえば安易に荒唐無稽なアクションに陥らないなど見ごたえがあった。監督・脚本はザル・バトマングリッジというひとで、サラ演じたブリット・マーリングも共同脚本だと!?(この二人の前作"Sound of My Voice"もそうらしい)。製作はスコット・フリーで、リドスコのみならず本作のクレジットにはまだトニスコの名が・・・。

ザ・イースト(2013)

(フォーラム1)
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