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LIFE! (2013)
2014 / 03 / 30 ( Sun )
朝っぱら、「LIFE」誌の写真管理部勤務で、彼女もいない地味で冴えない42歳のウォルター(ベン・スティラー)、eハーモニーなる出会い系サイトのきになる女子で同僚(クリステン・ウィグ)のプロフに、意を決してウィンク(足あとみたいなもの?プチメみたいなもの?)付けようとするが付かないあたりから物語りははじまる。オンライン化で雑誌自体廃刊の憂き目にさらされ混乱する会社と、きになる女子の存在、紛失し見つからないネガ、さらには亡父が母親に贈ったピアノの存在・・・主人公を取り巻く環境は一筋縄ではいかない。彼の対抗手段、というかシェルターは瞬間瞬間の空想、妄想。なんというか・・・ウォルターはおれだよ、などと云い切るわけにもいかないが、でも地味で冴えない彼女もいない男というところはおなじだろ。イイトシして、たらればほざいて、埃っぽく掃除もしてない饐えた匂いの立ちこめるレオパレス21の一室で、ビール呑んでビール呑んで見切り品つまんでビール呑んで、見切り品つまんで二階堂の水割り呑んで、へべれけになる勇気もなく適当なところで見切りつけて寝入る毎日。いや、ウォルターは身なりパリッとしてますしお母さんの面倒みたりしてて偉いんだけど。そんな彼が、自己啓発セミナーではなく、一職業人として、会社の理念を体現しながら本当に一歩一歩進んでゆく。予告の具合だと、ジムキャリの傑作『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の二番煎じというか、自己啓発風味の変則コメディかな?などと。でもやや趣は異なる(オリジナル版『虹を掴む男』は未見なのだが、スピルバーグ&ジム・キャリーでリメイク、という話しも過去あったそうな)。なんというか・・・冒険への道筋は謎解き、ミステリーふうである。主人公の振る舞いは、仕事熱心な男のそれであり、頼みの綱の妄想が彼を駆動させる。彼女がギター一本携えてステージに現れる。火がつく。失恋した酔いどれ操縦士の操るヘリコプターに飛び乗るための、彼女からのもう一押し。「地上よりトム少佐へ」。このシーンこそ、本作のピーク。・・・オンオンないてしまった。その後の吠える40度ライクな荒波、SK8、噴火・・・ガス爆発から愛犬を救助したり、エレベーター内で乱闘するより(ハリウッド映画を揶揄するような活劇)、はるかにすばらしい世界がとびらを開けてウォルターを待っている。「ところで、空想は減った?」。正直ショーン・ペンがウロウロしすぎだったり格好良すぎだったり、オンライン化に伴なう大量リストラという、過酷すぎて一個人ではなんともならない厳しい現実へのカウンターは描かれない。そこまで都合よくはないが、適度に軽く、口当たりよくあまい。米沢からの帰り道、いまなお何遍つべで"Space Oddity"再生したかわからない。

LIFE!(2013)

(イオンシネマ米沢4)
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