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嫌われ松子の一生
2006 / 07 / 09 ( Sun )
PG-12なのはアレかね。未成年(中学生の集団)がひとをブッ殺す描写があるからかな。
ひとことで云って、厄介なひとの、厄介な人生をタップリみせつける(だけの)映画。

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この企画、監督本人の希望で出資募ったのか、それとも外部持込の雇われ仕事として受けたのか。それでだいぶ捉え方というか、「考え」も変わるんです。
まーネット・雑誌はじめ批評みてないので一般的に本作が如何に捉えられているか知る由無いんですが、雑音完全無しにしてなお退屈な、非常に退屈な駄作ですね。

(先に述べた「考え」というのは、もし雇われで「柳の下」みたいなのを望まれていたとすれば、それは大変不幸だな、と。変わるのは、そういう同情が出来るか否かだけですが)

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いまになっておもえば、『下妻物語』のなにが面白かったのか、よくおもい出せない。
ちゃんと封切で観てますよ?パンフも買った、2枚組のDVDも(当然観てないけど)買ったし。

でも馬鹿なりに、もう少しだけ考えてみる。

『下妻』の喜びは女同士の一見相容れない異性皆無の純粋友情云々よりも、圧倒的情報量とその肌理の細かい取捨選択と順列組合せ、だったようなきがする。所詮はね。

同年封切の『スウィング・ガールズ』、『CUTIE HONEY キューティーハニー』、『茶の味』などよりか、群を抜いた出来だった(とはいえ、その年封切の邦画作品群のなかから一個選べと云われれば、個人的には高橋洋の『ソドムの市』に結局なるのだが…)。

遍く期待作が不本意かつ不甲斐なかったところへ登場した、ダークホース。
で、その年いろんな賞獲ったと。

自分に自信がないのは、いまに始まったわけじゃない。
わけではないが、まあ当時確かに『下妻』は面白かった。
…ようなきがする。今更観返す時間も根性もない。評価は想い出と成り果てているかも。

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本作の成り立ち、原作ありきの企画かどうか、さっぱし知らない。
だが、冷静に考えてあたり前に映像化したら救われなさ過ぎだし、尺も相当足りない。
じゃ、テンポよくガンガン進めるか!方法論は、大成功を収めた『下妻』方式をさらにさらに推し進めた格好で…ってこれが結果、無残なことに。

だいたい、嫌われても仕方がない厄介オンナの一代記。いくら趣向凝らしても止む無し。

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画と音、そして豪華役者陣のわりに手練れたあしらいかた(一応ホメてる)。
全体的にはこの中島哲也というひとでなきゃ出来上がりもしない力業には敬意を表す。
石井ナントカとかその一派にはこんなに粘れないでしょう。馬鹿だし。たぶんアイツ多動性障害…。

ただ繰り返すが、全編ヌキどころがなく、観ていて矢鱈と疲れる。

『アメリ』みたいな適度な抑制がぜんぶ外れており、ある意味すごい、映画だとはおもう。

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CGディレクターに増尾隆幸、CGI担当スタジオはルーデンス、オムニバスジャパンなど本作クレジットは一応こちら

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本作で素晴らしいのは、黒沢あすか!そして市川実日子!

とくに黒沢あすかはもう、なんか、最高でした。大収穫。
鬢をあげたお姿は本当うつくしい。いい女だ。エロいは首は太いは、啖呵も決まってるは…。

あと、市川実日子!ああ、もう、好みすぎてわかんないよ!前後不覚!
手前の妄想でかってに髪切んなよ、松子!ボサボサでもロングが最高かわいいんだよ!

※ええと、結論としては映画はゴミでしたが、この壁紙は自戒を込めて皆さん使用されることをお薦めします。

(フォーラム2にて)
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