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オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014)
2014 / 07 / 11 ( Fri )
ボウイの、「スペイス・オディティ」が流れないのかしら・・・などと冒頭などは。とにかくトムケイジ少佐は、オハマビーチな海岸の前線に、いやいや連れ出されて、あっけなくしぬ。それを何度も何度も何度も・・・。いわゆるループ物、原作者桜坂洋は『高機動幻想ガンパレード・マーチ』にインスパイアされたとか答えてますが(コミックナタリーのインタビュー)、おれ『ガンパレ』はよくしらないので、すなおにニトロプラス『スマガ』を想起(前出インタビューにエロゲやってない云々謳ってるし・・・ただし発表時期からいうとちがうのかな)。主人公ケイジは、『ハート・ロッカー』や横山宏センセの『SF3D』なんかよりもツラやら露出しているせいで、甲冑というよりおれが子どもの頃着てたスキーウェアみたいな(とくにブーツのかんじ)悪い冗談としか云えないスーツ着て、しんで、ビル・パクストンにPTされ(シゴかれ)、さらにエミリー・ブラントにPTされ(シゴかれ)、またしんで、徐々に経験値積んで、このクソ戦場である駐屯地と浜辺と敵を、覚えゲーよろしく徐々に身体で理解していく。よくあるループ物かもだが、ループというよりはリピート、反復でもって徐々に状況を切り拓く。これがね、なんのひねりもなく最初っから強いとか、トンデモスキルがあるとかいうアメコミの大作映画化に慣れた目には新鮮。成長や鍛錬や訓練ではない、ただ身体に覚えこませていく、この地道さ。ちょうど、仕事で面倒な案件があって、ひじょうに考えさせられた。答えなんか簡単に出ないんだよな~って。監督はダグ・ライマン(ダグ・リーマン)で、近作は弛緩したアクションばかり撮っている印象だったが、そもそも"ジェイソン・ボーン"シリーズ一作目撮った面目を保った格好(個人的に、かのシリーズの功労者はダグ・ライマンであり、史実をシネマ・ヴァリテふうに追って悦にいるグリーングラスではないとおもう)。ダム手前のダレ場的民家あたりが持久できたピークで、以後やや冗長なのだが(日光の下であのミミック?ギタイ?は魅力的。しかしルーブルだかのナイトルックで現れると退屈な『マトリックス』以降の典型的クリーチャーにしか見えない)、学園SFラノベが変幻し奇妙な架空戦記物のようにかんじられ、かつループのご都合性が妙に心地よい。繰り返すが、この心地よさは反復経験が可能という100万回生きたねこ的万能性、チートさ故からではなく、でもでも反復の重要性がゲーム性、筋からギリ外れることなく損なわれていないから、だとおもうのだ。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)

(6日、イオンシネマ米沢4)
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