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複製された男 (2013)
2014 / 09 / 04 ( Thu )
ドゥニ・ヴィルヌーヴってカナダの監督らしーんですが、ひじょうに端正かつ緊張感が持続する、なるほどなーっていうサスペンスと云うよりかはスリラー(評価高かった『プリズナーズ』は地元でも上映してたけど未見)。で、これたしかに評しようとすればするほど大ネタに触れざるを得ないような、マンマなことが冒頭からバンバン出てくるもので、以下ネタバレってことでお願いします。

ENEMY
偶然薦められちゃった映画『道は開かれる』。こんなマンマなタイトルもどうかとおもいますが(ちなみに本作の原題は"ENEMY"。ジョゼ・サラマーゴによる原作小説の原題は"O Homem Duplicado"。このひと、伊勢谷友介と木村佳乃が佳い仲だったころ競演してた人間不信系の怪作『ブラインドネス』の原作も)、マンマというのは云いかえれば、ほとんど説明らしき説明がなく(おもわせぶりだけど)、そもそも台詞も極限まで削いだ結果ゆえ、何かが起こりそうだけど、起こった際にはマンマが写りこむ。マンマだけがスクリーンに映しだされ、のこってゆくということ。これはなかなか、話し運びは強引だけど、無茶してるけど、よい。

歴史教師のほうのジェイク・ギレンホールの、ウジウジ精豪ぶりに「???」となってしまうが、自分そっくりの売れない役者が登場してからの奇行(DVD借りまくり、張り込みしたり)もどうかとおもうが、次第にこのうっすらとした狂気がほかにも感染し、ストーカー合戦やエゴサーチ合戦が展開。ヘーゲルとブルーベリー。圧迫されるような不安と巨大な蜘蛛。蜘蛛ってトコと、カークラッシュと、パツキン女と、カナダって方面からクロネンパイセンのことも脳裏をよぎる(緊張と裏腹に睡魔一歩手前の具合とか『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』など想起)。

そしていわゆるドッペルゲンガーもの、の基本を踏襲している(出会って三秒で苦悩し、共存などできずどちらか一人しか最後のこらない)。小説版もおなじ邦題らしいのだが、これはすばらしい訳だとおもう。どっちも本物だし、どっちも偽物だし。ラストのエンドロールもちょう格好いい(蜘蛛関係のビジュアルはRodeo FX)。てゆーかさー・・・人間、ヒマだとナニしはじめるかわからんね。歴史の講義とか、ルーチンだから退屈なんでしょ。役者なんていっても端役ばっかでヒマ持て余してるんでしょ。そんな状態が不自然な好奇心を駆り立てさせる。ボーリンなのも考え物。あとさー・・・奥さんが妊娠してるってのも、よくないのかもね。隣の芝生は(以下略)。

複製された男(2013)

(フォーラム山形シアター1)
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