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ヘウォンの恋愛日記 (2013)
2015 / 04 / 05 ( Sun )
ホン・サンスの作品はこれで三本目になるわけだが、本作が一番へヴィだった・・・というか、彼女に「たぶん(変則で地味目な)恋愛コメディだから」と云いくるめて一緒に観にいったのだが、連れてきたおれが観ながらアタマ抱える始末(んまあ観終えて、おもしろいおもしろいとは云ってましたが)。おれはあの、焼肉屋で学生らとヘウォン、イ監督が居並んだテーブルショットで目が冴えた。ああいうシーンは大好物。とはいえ、三本観たからって、これでホン・サンスの主題なり手法なりが語れるわけではないけれど、でもこの作品も、えらく風変わり(と、恋愛映画を観慣れないひとの意見)。大学生ヘウォン(チョン・ウンチェ。かわいい)は英語がしゃべれて聡明で、いつも正直で嘘がつけず、なにより可愛らしい。そのうえ居睡が大すきで、そのはざまに恋愛を積み重ねる。彼女の周りの男性陣は、バイトで大学教授やってるイ監督(イ・ソンギュン。先日観た『ソニはご機嫌ななめ』では一応学生(院生)だったのに・・・)を筆頭に皆ヘウォンが大すき。彼女はある意味魔性の女的役回りなのだが、周囲の男が勝手に翻弄し、ヘウォンもそんなに頭がよくなく、依存体質的なトコがあるもんで、わりかしどうでもいい男にズルズルベッタリしてしまう。女も男も、なんにせよだらしがなく、でも本当にどうしようもないのは男のほうだよなあ(イ監督も、キム・ウィソン演じるアメリカ在住の教授も、どちらもきもちわるい・・・とは、一緒に鑑賞した彼女の弁)。というか、若い女に溺れる男って、ホン・サンス自身のメタファーなんすかねー。だいたいにして、どこからどこまでが真実で、どこまでがうたたねで、どこまでがヘウォンの望む願望で叶わない希望なのか。どれもが、執拗なるBGM(Beethoven Symphony No.7 2.)の、手持ちテレコから鳴るリピートでイメージごと(あの、図書室のうたたねシーンと共に)雲散していく。家族持ちのインテリ映画監督と無垢でずるいんだか分からないが、とにかく若く可愛らしいJDとのプリン関係。シャミスルゴクゴクや煙草プカプカ、強迫的な欧米文化圏へのあこがれ(英語を介す主人公や登場人物)などなど、ネタは何度でも繰り返す。ヘウォンが最後のシーンで呟いた"素敵なおじさん"、おれはあの緑色の服装で気前よくマッコリ二杯も呑ませてくれたあのおじさんだとおもってます。

ヘウォンの恋愛日記(2013)

(ムービーオンやまがたシアター10)
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