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ソニはご機嫌ななめ (2013)
2015 / 04 / 05 ( Sun )
ソニっていう、かわいらしく、特徴は云々ある(勇敢だとか、内に秘めた・・・とか)女子大生(チョン・ユミ。北川景子似なきが)がいまして、彼女は単にアメリカに留学して勉強したいだけなのに、周囲のざっくり三世代にわかれる男たち(元カレで院生で映画を借金して一本撮ったイ・ソンギュン、女の武器チラつかせられて推薦状を二度書く大学教授キム・サンジュン、スランプの映画監督チョン・ジェヨン)が勝手に翻弄される。まず、ソニのまっすく感がすばらしい。嘘ついた先輩にもむかつくし、適当云って推薦状を三〇分で書いてしまう指導教官たる大学教授もクズだ。さらには、ただビールが呑みたいだけなのに、チキンまで頼めというフランチャイズ風情のバイト女もむかつく。かように、ソニのいらつきは一本筋が通っている。そのタイミングで元カレのイ・ソンギュンとひさびさに再会し、なぜか二人して痛飲してしまう。・・・。

こっから、何本のチャミスルと(あっちの焼酎は、なんかわるいクスリでも混入されているのか)、何本のタバコが、消えて、灰になったろう。テーブルが、何度映ったろう。こっから、本作はおかしくなっていく。立場を替え、台詞や言い回し(目上目下の関係があるので)を替え、そして重要なことは「今度話す」。くりかえし、リピート、変奏。おなじ目に、誰もが、何度でも。お互いの台詞が入れ替わり、前言が撤回される。時間と共に。「行くところがあるの」。窓の外から、内から、ひとの名を呼んで、呼びかけ、呼びつける。アリラン、太陽、ゴンドリー・・・そして刻みつけられるズームアップ。ある意味滑稽な"しりとり"か精緻だが気の毒なパズルかのよう。基本、トイレタイムで(本作の前に観た奔放なタイムラインが魅力だった『自由が丘で』同様)、修羅場の句読点が打たれる。つか、スタート/ストップがなされる(否、回避ポイントか)。ホン・サンス、やばいなあ・・・。英語題"OUR SUNHI"ってピッタリな題ですね。

ソニはご機嫌ななめ(2013)

(3月28日、ムービーオンやまがたシアター10)
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