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上原ひろみ 『Spiral』
2006 / 02 / 01 ( Wed )
よる夜中、ドライブなどして聴くと、とんでもなくもっていかれる。
感情を鷲掴みにされる一枚。

2ndは未聴だが、1st(『Another Mind』)のときのトリッキーな児戯のごとき躁状態は鳴りを潜めている。

***
上原をめぐる賛否両論(ためしにAMAZONの素人レヴューをみてほしい)、とくに否のほうであるが、
こんなもんこちら正直ジャズなどマトモに聴いておらんので、


「こんくらいのヤンチャ(1st)でプログレだのテクノだのの近似性うんぬんを云うほうが、どうかしている」


と感じてしまう次第なのです。


(URやG2G、竹村のぶかずやスクエアプッシャーはJAZZじゃないんでしょ?えと、ジョン・ゾーンはOKなんだ?えーっと、ジャズとのノイズの親和性高いのなーんで?あー。「即興性が…」なんて云ったらコロスよ)


1stの2曲目(『ダブル・パーソナリティ』)を一聴しておれが連想したのは、
あのー、VOLUME DEALERSなんですよ。

で、うごく上原をみたのがNHKのトップランナーだったのですが、トーク中は彼女、あか抜けない短大生みたいなおねーちゃんなのですが、いざ演奏し始めると…ひと言、「エロい」。異常に「エロい」。
何度でも書き連ねたいが、もう「エロい」。トゥーマッチに「エロい」

なんつーか、アッツいのおぼえたてのケモノの様なプレイでしたよ。
完全にサカってるかのごとき、プレイスタイルはなまめかしく、やはりエロっちい。

学生生協でシナモンロール買ってたのをみかけたあの子が、あんな…!みたいな(バカだ)。
みていて、こちらもギンと発情した(アホだ)。

そんな彼女、このたぎる若さをみるにつけ、やっぱ下北西荻系のハード
コアなどではなく、比すべき対象はビヨンセとかカニエ・ウェストとかみたいなラグジュアリなヒップホップやらR&Bの連中ではないかなーと、
そんな気がした。


(国内にこの発情フィール発散ぶりに敵う相手はいないのでは。ただ、ドリカムとの競演は何故かOKなきがする。あと、アンチの云う大西順子のほうが良いという言説。彼女は悪くないがそれは好みの問題だろ)


***

ということで、退屈な比較論争は抜きにして(だって、あの獰猛なエロさに気がついてしまったら…無意味じゃないか)、3ndのハナシです。

2ndを聴いていないので的、得ていないかもしれないが、彼女本来の人のよさっていうの?
初めてなのにかかわらず、“suck my dick.”って云われて一生懸命しゃぶっちゃうような、そんなサービス精神(我ながら、あんまりと云えばあんまりな例えだ…)が1stでは満載だったのではないかなと。

…要は技巧を誇るとか、ミクスチャなセンスをあらわにして吸収の様を見せつけるのではなく、
ただのサービス・愛嬌としてサラッとこなす。
こんなの、たのしーよね、くらいのもので、スグやっちゃう。
ああ、かわいいなぁ。サービス業だってコトわかってるんだよ。よってそこの辺は当然擁護。

んで、そんな勝手すぎる印象もったままで『Spiral』聴きはじめたのだが、
あっけらかんと運転に支障をきたした(とくに2曲目と6曲目)。

揺さぶられる。

やさしい指先で感情のひだを撫ぜられるような。愛に近いあたたかい感情が、音となり、フレーズの端々から零れ落ちていく。
それが耳元へ。全身にも。スピーカーからにじみ出て、窓枠から染み出して、とたん夜の街へ溶け出していってしまいそう。

「わっ!」「ぎゃっ!」「ぎょ!」と驚かせようというサービス精神はやや後退したが、この何者でも無い感。
だが芳醇。すべてが夜の街でとまらない。

悪く云えば自分本位なところもあったのではないか…。
…などと反省した若いオンナが、
…この、相手を慮って、
…一緒高まっていく感を知ってしまって、
…悟ってしまって、
…ついうれしくなってしまって、

みせてくれたうつくしいすがた。

なくよ(ないた)。

とんでもないオンナだ!11月にライブ行き損なったのが悔やまれる。
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コメント
--とうとう出ちゃったね--

うわさは本当だったよ。
http://himitsu.ath.cx/4
by: ゆう * 2006/02/08 06:44 * URL [ 編集] | page top↑
--出ましたね--

本当だ。
みんな生きてゆくのに大変だ…。
by: ナーニカ * 2006/02/08 19:29 * URL [ 編集] | page top↑
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